50歳のノート「韓国バラエティ制作会社の舞台裏にワクワクする コンコンパプパプ スピンオフ社内食堂編」
EXO のド・ギョンス、名脇役俳優イ・グァンスが送る韓国バラエティ「コンコンパプパプ スピンオフ社内食堂編」を夢中で見ていて完走してしまった。
配信中の芸能人たちが農業に挑戦するバラエティ「コンコンパッパッ〜今日から芸農人！〜
」のスピンオフ作品だ。
名物プロデューサー、ナ・ヨンソクPDが手がけた作品でナPDの所属する制作会社のYouTubeチャンネルで見ることができる。(日本語字幕もつけてくれている)。
普段からナPDの作品を探しては見ている。
ところが珍しく、本編「コンコンパッパッ〜今日から芸農人！〜
」の方は何故か数話で力尽きた。
あれのスピンオフかぁ、と思ったけれど、このコンテンツは毎週の公開を待ちきれなかった。(番組宣伝でSEVENTEENのメンバーが食べにきているのを見てしまったし)。
というのも、ナPDが率いるクリエーター集団のオフィスを舞台にド・ギョンスとイ・グァンスの2人が社内食堂を３日間限定で料理を振る舞う。
早速見始めるとギョンスの安定の料理人っぷりに驚く。
兵役中、炊事兵をしていたギョンスは大量料理をしていたそう。今回の社内食堂の20人前は軽々と調理している。
時間に追われて料理を提供する、まるで罰ゲームのような企画かと思いきや、意外にもギョンスは料理好きだそう。
タロット占いトーク番組で「いつか食堂をやるのが夢」と語っていた。
相棒のグァンスときたら、口ばっかり動かしてろくに手伝っていない。野菜を洗ってもやりっぱなしでどこかにおしゃべりに行ってしまう。
長身をかがめて、おかわりした人に「結構召し上がりますね？」(配膳が足りなくなる圧)と、ツッコミを欠かさない。
彼の大きな容姿と小さな視点のギャップについつい笑ってしまう。
ギョンスは散らかしてどこかに行ってしまったグァンスに「もう！」と腹を立てたり、仕方ないとあきらめたりしたものの、だんだん目のクマが濃くなっていくのがなんとも不憫。
1日目の夜、SEVENTEENのホシ、ウジ、ウォヌ、
３日目はSEVENTEENのホシ、ミンギュも食べに来た。(ホシは3日目の昼も登場。もはや常連)
SEVENTEEN のメンバーは「美味しい」と熱心に食べている。男の子特有の、わっしょいわっしょい感で料理が消えて行くのが見ていて気持ちがいい。
ナPD のコンテンツファンならもう一つ見どころがある。
「三食ごはん」「ソジンの家」など、人気バラエティ番組の制作を務めるメンバーたちが顔出しをしてギョンスの料理を楽しむ。
グァンスが社屋をうろうろするにつれて彼らの制作現場をのぞき見ることになる。制作の雰囲気を感じ取れて楽しい。
ナPD の上司となる代表も登場する。
すっきりと洗練されて優しい面持ちの方だ。
これが世界で人気のコンテンツを放つ会社なのかぁ、とまるで社員になった気分でうきうきしてくる。
韓国バラエティ好きの方はひと味深く知れて楽しい作品。