千瑛と三暗刻の神隠し 打牌批判の精神
※敬称略
燃えている…燃えているよ…
三暗刻が燃えている…
千瑛さんが燃えている…
気ぃ狂う勝又です。
下のツイートの件が意外と鎮火しないんでnote書いてみます。
Mリーグで何があったのか
まずは事実確認をしましょう
南3局 菅原 三暗刻逃しの打1s
10月6日のMリーグ第1試合
菅原プロが索子をチーしてテンパイ
そこから該当ツイート通り
1sをツモ切ったわけであります
なお2sはすでに1枚見え
4sのポンが入っている状況でした。
打3sに比べて、
見えている待ちが1枚減り、
自摸あがりの時の三暗刻がなくなるそんな選択の1sツモ切りでした
結果は…
お見事白ツモ!!!
マンガン!!!
…ということで白、中、三暗刻で跳満だったねって話ですしっかり白をツモってくれるのは芸術点加算ですね。1s上がり逃しより面白いでしょ
んで、ここまでであればまだ選択ミスでしょう
ここからさらにインタビューがありました
選手インタビュー 後の安全度?
以下インタビューの該当局部分の要約
Q:
最終形が2s白シャンポンだったが、ツモってきた1sを残して3sをきらなかった。この局の思考は?
A:
対面の勝又さんには1sも3sも現物
いま3sを切って1sシャンポンにもできたが、
後の安全度では1sのほうがよい
次3sを持ってきたときに1sが切れるようにした
また、打点的に満貫が欲しい点棒状況だった
危険度と打点的に、2sがないためあがりは白だけで満貫になる
後にリーチがかかっても押し返すことができる
との事です
私がこのインタビューに言いたいことは…
まぁいっぱいありますが
気ぃ狂う勝又個人の意見の前に
ネットの反応を見ていきます
各ネット媒体の反応
まず、気ぃ狂う勝又は気ぃ狂った
これで冒頭のツイートに至ったわけである
ついでに気ぃ狂う勝又のコンセプトを書いておく
(本編とはそんなに関係ないので流し読みでも結構です)
それでは元気にネットの反応を見ていきます
ツイッターのリアクション
まずはツイッターからいってみよう!
・オーソドックスな打牌批判派
・ミスであると認めた上での擁護派
・そもそもミスではない派
このくらいにしておきましょう
ABEMAコメランズのリアクション
以下インタビュー時のコメント欄から抜粋
(追っかけ機能使用の為、あまりにもひどいものは出てこないかも)
三暗刻きけ
さすがに聞かないわけ無いよね
なにを言ってるのか理解できん
ハネ満だったらこれでも500差で松本上回ってたぞ なにやってんだよひろえ
菅原!Mはまだムリヤ
三暗刻気付いてない
えぇ…なに言ってんだ
ラスで安全度をほざくあほ
まぁ考えて打ってるならええやろ
打点欲しいなら跳ねだろ
ミスを認めず言い訳した、だめだこりゃ
危険度なんてねーだろww
三暗刻知らんまじかw
役知らなくてもなれるMリーガー
連盟では鳴くと三暗刻付かないんだろうな
相変わらずのこのクォリティーである
麻雀星人 多井隆晴のリアクション
以下要点抜粋
コメント:
何とは言わないけど混一色三暗刻の話してください
多井:
三暗刻見落としだの何だのの前に、一回みんなに伝えたいことがある
麻雀で変わったことをやったときに
多井や寿人、堀がやった時は理由を考えるでしょ?
女の子がやった時もその行為をやってやれよ
それをやらずに瞬間的に批判をするのはスマートではない
菅原の手に関しては2sも切れていたし、3s切りのほうが正直良いと思う
同じ麻雀好きなのだから、一体感を持ってほしい
3sを手出ししたらほぼテンパイがばれる、1sツモ切りくらいであれば白は出るかもしれない
解説が麻雀打ちの本能的に3sを手出ししたくないと解説すればよかった
とのことで、
多井は擁護派?かよく分かりませんが、
女流プロに対する批判の問題意識はあるようです。
サクラナイツのPVのリアクション
53:30より抜粋
堀 「うわぁ、高くなった」
「え?単純に見落としじゃん。
恥ずかしいやつじゃん」
「白ツモって跳満に気づいてない」
岡田「なんで跳満なんですか?」
堀 「三暗刻じゃん」
岡田「ほんまや」
多井の打牌批判の批判に同調してなのか、
堀慎吾の恥ずかしいやつじゃん発言にお怒りの方もいるようで…
ビーストサポーターVSサクラナイツサポーター?
堀の発言に反応したツイートです
途中から趣旨が少しズレてしまったかも知れないが
か弱い新人女流Mリーガーに
「恥ずかしい」などと
苛烈な批判を浴びせたことに怒っているようだ
ほぼウヒョ助関連の喧嘩になってしまった(反省)
菅原本人はどう思ってるのか?
こちらの記事を買う気はないので、無料部分より引用
だそうです。
気ぃ狂う勝又の見解
ここまで、起きた出来事をざっくりとまとめてみた。
ここからは私の意見を述べる
打3sの打牌選択自体について
これはシンプルに損な選択だろう。
待ちの枚数も減る、三暗刻も無くなる。
ただ本人がどこの段階で選択をミスをしたのは定かではない。
・三暗刻を見落とした
・そもそも待ち変化を見落とした
・3sの安全度評価を間違った
など、どの段階でミスが起きたかは本人しか知らない部分だ。
インタビューについて
ここは不用意な発言が多かった思う
「後の安全度」
「満貫が欲しい」
「リーチが来ても押し返せる」
この辺りの主張が1sを打った場面と噛み合っていない。
具体的に書き記す必要もないほど、
3s打ちの待ち枚数増加と三暗刻の方が優位でしょう。
このインタビューが無ければ、
もしくは違う受け答えをしていれば、
菅原に対する批判も減っただろうと思う。
またここで三暗刻の言及がなかったことにより、
前述のどの段階でミスが起きたのか?
という部分において
三暗刻の見落としであると考える人が多いのであろう。
ただ損な打牌をした人と
損な打牌をした上で
理屈の通ってないことを言う人では
受ける印象がだいぶ違う
後者は拙い理論で
言い訳をしているように受け取られる
可能性すらある。
(もちろん実際にそう叩く人もいる)
菅原自身の一番の悪手は打牌ではなく、このインタビューであるだろう。
多井の発言について
まず麻雀の打牌に起因する、
誹謗中傷はしてはならないのは当然である。
その上で、損な選択は損だと主張していいとも思う。
多井は「女の子の時も選択の理由を考えろ」
と女流に対する批判が思考を排除しているように断じているが
その根拠の部分は薄いように感じるし、
比較的感情的な背景が大きい主張であるだろう
思考や知識に基づいたうえで
打1sを批判している人だっているんじゃないだろうか。
女流プロは批判の的になりやすい。
これは一部では事実であるが、
ただ逆説的に、
多井や堀、寿人は
批判されるような損な打牌が少ない
とも言えるんじゃないだろうか。
また動画タイトルの"コアな麻雀ファン"という表現も納得いかない。
この動画のテーマの一つは間違いなく菅原に対する批判である。
批判している人=コアな麻雀ファンなんだろうか?
多井本人がタイトルをつけているとは思わないが
語弊を生むタイトルであると思う。
堀の「恥ずかしいやつじゃん」発言について
前述したようにこれに悪意、敵意を感じた人が堀を批判している。
私は、堀の発言に菅原に対する
悪意はそんなに感じていない。
ただ単純に打牌が損であると、
またそれがうっかりであるように思うのは
割とマジョリティだと思う。
だからこそ堀の発言も素直な感想であり、
そこに他意はないだろうと感じる。
この発言に悪意を感じて、批判を展開している人たちは
少々敏感になりすぎではないだろうか。
多井の発言も影響しているのかもしれないが
Mリーグ関連のtwitter全体的に
打牌批判というだけで悪であるという風潮が漂っている。
私はこの風潮は大嫌いである。
Mリーグ、および選手を
全肯定して受け入れろというのは無理な話だ。
それをしてしまったら
ある種の麻雀に対する冒涜とも取れよう。
Mリーグ、プロ団体、チーム
どこでもよいが、
誹謗中傷に対して毅然と対応すればよいだけではないだろうか。
たしかに、打牌批判の中には誹謗中傷と捉えられるものも存在するが、
打牌批判全体を控えたほうが良いという
必然性は全くない。
まとめ
ここまで長々書いて来たが
打牌批判がどうこう言われてますが
私はこれからもMリーグ関連の出来事に
気ぃ狂い続けます。
それが、選択ミスでもスーパープレーでも。
以上。
あとがき
チーの部分ミスって、
クリミスだわって
言えちゃう瑠美が最強だよねって話