短期志向・長期志向の例 木を見るか森を見るか<6次元モデル⑫>
これまで、ホフステード6次元モデルについて説明してきました。
各次元スコアの違いによって、どのようなことが起こるのか、事例を紹介していきます。
短期志向・長期志向とは将来に対してどのように考えるかを表すものです。
次元の詳細はこちらをご覧ください。
木を見るか、森を見るか
長期志向×達成志向の日本
短期志向は目の前の事象にフォーカスし、長期志向は全体像を見ようとします。
日本は、情熱をもって物事を極める達成志向に加えて、継続的に粘り強い努力をする長期志向も強い国です。さらに、不確実性の回避傾向が高く、これらが、ビジネスの成功に必要な要素となっています。
一方で、これらの要素が、スピーディーで革新的なチャレンジを阻害していることも理解しておく必要があるでしょう。
ホフステードの6次元モデルについてもっと詳しく知りたい方は、『多文化世界 違いを学び未来への道を探る [原書第3版]』G.ホフステード/G.J.ホフステード/M.ミンコフ 著 岩井八郎/岩井紀子 翻訳、『経営戦略としての異文化適応力 ホフステードの6次元モデル実践的活用法』宮森千嘉子/宮林隆吉 著 をご覧ください。
一般社団法人CQラボは、ホフステードCWQの日本オフィシャルパートナーとして、カルチャーに関してトータルな学びを提供しています。CQ®(Cultural Intelligence)とは…「様々な文化的背景の中で、効果的に協働し成果を出す力」のこと。CQは21世紀を生き抜く本質的なスキルです。Googleやスターバックス、コカコーラ、米軍、ハーバード大学、英国のNHS(国民保険サービス)など、世界のトップ企業や政府/教育機関がCQ研修を取り入れ、活用されています。
▶【CQ(異文化適応力)養成講座 基礎コース】
2024年5月11日(土)開講・東京 詳細・お申込みはこちらから
2024年7月11日(木)開講・東京 詳細・お申込みはこちらから
▶こちらからCQラボ代表理事 宮森千嘉子の異文化理解についての講座を1週間無料で視聴できます。
▶1分でわかる「CQ異文化理解」動画はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?