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強化部長覚え書き(日記)190105~フットボールブレイニング受講前日。

明日はワールドフットボールアカデミー・ジャパン(WFA Japan)さん主催の「サッカー心理学(Football Braining)in 東京」を受けに行く。
レイモンド・フェルハイエンさんが講師で、今年最初のサッカー講習会参加だ。

ぼくはこの人のことを「サッカー界のバーバラ・ミントだ」と勝手に思っているが、それくらい偉大な人だ。こんなにMECEな説明をする人を他に知らないからだ。
ちなみにMECEとは
Mutually Exclusive(互いに重複がなく)
Collecticely Exhaustive(全体にモレがない)
のこと。

レイモンドさんが提唱を始めたこの「サッカー心理学(Football Braining)」については、【フットボールノコトバ】というサイトに素晴らしい記事があるので、ぜひご覧になってほしい。
(リンクが張れなかったので、「Masterclass Football Braining ① ~意識下と無意識下~」でググってみてください)

①Unconsciously incompetent
②Consciously incompetent
③Consciously competent
④Unconsciously competent

のところなどまさにだが、レイモンドさんは、膨大な思考と実践を凝縮してまとめ、誰もが理解できるように汎用性を持たせている。凄すぎる。

さて、例によって脱線する笑。
断っておくが、さっきのMECE同様、ぼくはここでサッカー以外の言葉でサッカーについて言及してしまっている
これはレイモンドさんが常々戒めていること
なのにこうしているのは、ぼくは「選手のパフォーマンスが高まるのなら、その人個人にフィットするのなら、その出自は問わんでも」と考えているところがあるからだ。

ぼくが数年前、この理論を受講した時にスッと入って来たのは、アルバート・エリスのABC理論と通じるものを感じたからだと思う。

つまり、外部状況をコントロールすることはできないが、起こった出来事への解釈・反応はトレーニングによって変えることも可能、という考え方が出発点だとぼくは理解している。

こういう考え方もあるんだなと知るだけで、コーチが選手たちについて『いつまでも精神的に未熟だ』とか、『メンタルが不安定だ』なんて言い方は間違いなく減らせるはずだし、減らしていかなければね。
悩んでいる選手たちにも救いのヒントになるかもしれないし。

もちろんぼくの脱線は今日までで、明日は素直に吸収して学ぶさ!

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