今話題の中国語学習アプリ「Super Chinese」のより良い使い方を紹介


中国語学習アプリ「Super Chinese」のメリットデメリットを解説していこうと思います。こちらはPR記事ですが、忖度なく実際に使ってみた感想と、お勧めの使用方法について紹介します。

1、Super Chinese(スーパーチャイニーズ)の各レッスンにおける4つの構成

ここではSuper Chineseのレッスンは4つのパート(語彙、文法、本文、小テスト)に分かれていて、かなりしっかりした内容になっています。私がやってみた感じですと平均で、語彙+本文の一クールで20分-30分程度、一レッスン全体で60分ほどかかりました。隙間時間でやるよりは一日30分時間を取って発声練習込みで取り組む方法をお勧めしたいです。

まず初めに1単元で学ぶ語彙をはじめに紹介してくれます、これを見る限りではそこまで語彙量は多くないかもという印象。しかし蓋を開けてみると既出の語彙や文法がたくさん出てくるので語彙量は自然に増えていきます。


Part1:語彙

 単語の意味や発音から入り、その語の実際の使われ方、文法や搭配詞の紹介もあります。問題の出し方が工夫に富んでいて、発音を聞いて単語を選んだり(音声記憶)、絵を見て連想される単語を選ぶ問題(映像記憶)、日→中文や中文→日本語の問題(単語帳的な記憶方法)など様々な角度から問題を出してくれます。最初は習得に苦しむかもしれませんが、何度も繰り返すことで強く定着します。レベルが上がってくると、それより前の単元で学んだ単語や文法が出てくるので復習にもなります。これを続けていくと気が付けば語彙数が上がっていること間違いなしです。

映像記憶の一例:たとえばこの単元では「破」「乱」という単語についての問題があり、意味の違いや具体的な使い方の説明がありました。「乱」は「乱れている」の意味以外にも、「乱吃乱跑」のような副詞的用法の説明もありました。「破」に関しても、ただ「破れている、割れている状態」という意味だけでなく、「破旧,破烂」が意味するような「ボロボロである」という用法も使われいます。どの単元においてもこのように説明が豊富で丁寧で実践的であるという印象を受けました。


Part2:文法

 文法の単元ではその単元で学んだ語彙を絡めて文法問題が出題されます。


例えば、この単元では「点炮(電球)」という単語を語彙のパートで習い、文法解説で「原来」と「本来」の使い方の違いを学んだのですが、前のパートで学んだ内容も絡めて出題されるのでしっかりと理解して取り組む必要があります。


日本は漢字圏なのでなんとなく中国語を読めてしまう結果、文法がおろそかになる傾向があるのではないかなと思います。私自身もその傾向があり、さらに長らく中国語に触れていなかったのでHSK5級レベルに判定され複雑な思いだったのですが、おろそかにしていたところをもう一度丁寧に復習できとてもありがたく思っています。説明もわかりやすく、かつ例文も既出語彙からの出題なので復習にもちょうどよかったです。初心者にもちょうどよい説明がなされているのではないでしょうか。


一単元でこの程度の量の文法が解説されます。例文もたった1つ2つだけではないので、色々な使い方を学ぶことができます。日本の教材に比べて例文が多く、さらによく使う表現が載っているのが魅力的であると感じました。


Part3:本文、センテンス

さらに長い文章で学習ができるのがPart3、短いセンテンスのものから長いものまでありHSK対策にはぴったしです。聞き取れなければカメさんのマークを押すとゆっくり読んでもらうことも可能です。

長文:Part3はより長い文章が出題されます。最初は全文表示→ある程度文章を覚えたら全文を隠して聞き取りという二段階の学習方法がおすすめです。機能面で非常に充実しており、わからない単語や発音があれば文字表示機能や発音表示機能をOnにできたり、発音チェック機能などもあり至れり尽くせりです。さらに発展的な使い方をするならば、本文を隠して続けて発音する練習を取り入れればHSKK対策にも役立ちそうですし、シャドーイング練習なんかもHSK、HSKK対策に確実に役に立ちそうです。使い方の説明が無いので、少しずつ慣れるしかなかったのがやや難。

Part4:復習、小テスト

Part1-3の総復習、これに合わせて間違った問題が再度表示される機能もあるので使ってみてください。


2、使ってみて分かったデメリットとそこから学んだ最適なアプリ使用方法

難点①:一単元を終了するのに結構時間がかかってしまう。

→結局忘れてしまうので一日の目標時間を一単元が丁度終わるくらいの時間(個人差はあるが20分-30分ほど)に設定しておき、その時間内に完結するように集中して取り組む学習方法をおすすめしたい。なおSuperChineseがおすすめしてくるのは毎日15分だがこれだと復習と発音の練習がおろそかになってしまうので、個人的には30分が良いと思う。リマインダー機能をつけておくと毎日同じ時間に取り組むことができるので生活スタイルが毎日同じ方は設定しておいても良いかも。


Q.一日一単元だけでは習得語彙数が少ないのでは?
これまでに学習した用語、関連用語がたくさん出てくるので、下手に単語帳に取り組むより、毎日少しずつ取り組み、基礎がためをしていく方が長期的に良い。

難点②:公共の場では発音練習が難しい。

→やはり全ての機能を使いこなしてこそ効果は高いと思います。上記の難点①そして難点②を考慮すると、隙間時間に使うのではなく時間を確保して集中して取り組むスタイルをお勧めします。

補足:外出先で発声練習ができない場合、そのパートはSkipすることが可能で単元の総得点にもそこまで影響はありませんので、絶対に家でやらなければならないというわけではありません。

難点③:解説がすべての問題にあるわけではない。

レベル別で分けた結果、下位のレベルで紹介されるような文法を知らないケースも起こりうるので、これは仕方ないかなと思います。文法解説に関しては、必要なところはしっかりとされているイメージですが、もしわからないものがあれば、文法書、辞書を隣に用意した方が良いですね。


3、今話題のアプリ「Super Chinese」を実際に使ってみた感想と評判を紹介

こちらは、Amebaの方でより詳細に書いてみました、実際に使ってみたレビューになりますので、実際にダウンロードするか迷っている、続けれるか不安、有料版をいれるかどうか迷っている、という方は覗いてみてください。


4、アプリダウンロードはこちらから

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