テクノロジーサイドからのPdMやCPOを目指す人へ|日替わりnote #06/10
2021年7月9日(金)、CPO協会主催のオンラインイベント「PRODUCT LEADERS 2021」を開催します。イベント当日に向けて、合計10本のnoteをCPO協会のメンバーが日替わりで投稿します。6日目の今回は、ラクスル株式会社CPOの水島壮太が担当します。
「PRODUCT LEADERS 2021」参加登録はこちらhttps://japancpo.org/lp/product-leaders-2021/
自己紹介
みなさん、こんにちは。ラクスルでCPOをやっている水島と申します。今回は、Session2 の「エンジニアリングとプロダクトの連携と役割」というセッションを担当させていただきます。
私は、学生時代はベンチャー企業でWebエンジニア、新卒で入った外資系のSIer時代はITアーキテクト、前職のDeNAから営業と一緒に動くテクニカルアカウントマネージャーをやりながら顧客・プロダクトサイドに染み出してプロダクト開発をリードし、現在所属しているラクスルではプロダクト責任者に加えて、入社当初にはエンジニア採用やベトナム開発拠点の立ち上げ等のVPoE的な役割も担ってきました。CPO協会にジョインする際にもエンジニア寄りのプロダクトマネージャーとして自己紹介させていただいており、経歴や役割など含めて、勝手ながらMutsさんに強い親近感を感じたので今回このセッションに手を挙げさせていただきました。
プロダクト組織とエンジニアの組織の両方をリードするImgurのMutsさんのインタビューを基に、エンジニアリングもやるプロダクトリーダーの思考や役割について深めていけたらと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。
プロダクトとエンジニアリングの連携とはどうあるべきなのか?
ソフトウェア・プロダクトを開発する組織において、プロダクト組織とエンジニアリングの連携は非常に重要なのは言うまでもありません。私自身、担当している事業部のHead of Engineering (事業部CTO) と会話をしない日はおそらくないですし、週次の各開発拠点のEM (Engineering Manager) 陣のミーティングには常に招待されていて、プロダクトの戦略や各プロダクトチームのロードマップに沿ったチームのフォーメーションやアーキテクチャーの議論に参加しています。なぜそうしているかと言うと、ここの連携が崩れると非常に大きな時間とコストを失い、顧客へ最高のプロダクト届けることができないと双方が考えているからです。このあたりの事情に関してシリコンバレーではどのようなアプローチを取っているのか、Mutsさんの生の声を聞くことができるので、非常に参考になると思います。
テクノロジードリブンなPdMが陥りやすい罠とはなんなのか?
個人的な感覚では、テクノロジーサイド出身PdMはそこまで多くないと思っていたのですが、グロービズさんの記事などをみると日本では7割程度がテクノロジーサイド出身のようです。私自身もそうですが、エンジニア出身のPdMの強み、弱みというものも日々感じながらCPOをやっています。システムへの解像度が高いことによる開発サイクルのスピードアップやリスク回避や最適解への判断力、エンジニアからの信頼等を武器に事業に大きく貢献できる自負はありますが、システム解像度が高いがゆえにハマりやすいビルドトラップ、注意すべきポイントはいくつもあります。
おそらくMutsさんも同様の感覚を持たれているのではないか、シリコンバレーではエンジニア出身PdMはどれくらいいるのか、気をつけていることはどのようなことがあるのか。ここは本当に大きな学びがあると思います。
テクノロジーサイドからのPdMやCPOを目指す人へ
このセッションでは、私を含めたエンジニア出身CPOの3人(代表のケンさんもエンジニア出身ですw)が具体的なエピソードをお話することになると思いますので、テクノロジーサイドからPdMやCPOを目指す方、CPOをこれから擁立しようとしていてテクノロジーサイドからアサインしたほうがいいのか、ビジネスサイドがいいのか悩まれている方に対してヒントになる示唆が色々と出てきそうです。プロダクトとエンジニアリングをどう連携させたら良いのか、そのリーダーシップについて一緒に議論しましょう!
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