キャンドルワークショップでの苦悩と工夫
こんにちは。CPlab兵庫のめぐみです。
急にぐっと冷え込んできましたね!
やっと冬の到来だなぁーと嬉しい反面、寒くなるのが急すぎて困惑したり。
もうあと1ヶ月でクリスマスがやってくる…!早い!
寒くなってくると『冬=キャンドルの季節』と連想する方も多く、ご依頼も増えてくるので、この時期のキャンドル屋さんたちは慌ただしくなってきます。
自分でもキャンドル作って楽しみたい!と思ってただけることが多く、ワークショップの開催も増えてくる時期ですね。
キャンドルってどれくらいの時間でできますか?と聞かれることも多いのですが、結構時間がかかるんですよー。制作時間と言うよりは固まるのを待つ時間がかかるのです。
なので、ワークショップでこれ作れたらいいなーと思ってます!なんて嬉しいご依頼をいただいても、これは当日中には固まりきらないため後日のお渡しになってしまいます…なんてお断りをすることもしばしば。
すぐできる、すぐ持って帰れるワークショップには工夫がされています。
例えばお子様向けのワークショップは満足度とスピードが大切!
自分で作ったぞー!という満足感を持ってもらうことと、出来上がったらすぐに持って帰りたいのでささっとお渡しができるようにする。
これ、キャンドルでは結構大変なことなんです。
前述したようにキャンドルは固まるのに時間がかかるものが多く、すぐに持ち運び、持ち帰りができるものは限られてきます。
瓶など容器に入れているもの、温かいロウは仕上げのみに使用して固まる時間がかからないようにしているものなど。多少時間がかかるので30分後に取りに来てくださいねとアナウンスをして対応することもあります。
最後のあとで取りに来てね、の場合、忘れてしまうことがあるのでなるべく避けたいところ。実際、屋外イベントで忘れて帰られてしまい、どこの誰だかわからない!となりつつ、後日SNSを通じてご本人を見つけてご自宅へ発送することもありました。
大人向けワークショップでも、時間が限られていたりするのでなるべく固まるまで時間がかからないように裏では大忙しだったりします。
人気なのはボタニカルキャンドルでしょうか。可愛いお花たちを選んで配置してロウを注いで…完成!なのですが、固まるのに時間が。
冷蔵庫など使える場所であれば時短になりますが、そんなところばかりではありませんので、なんとか冷やし固める方法を探ります。しかし急冷してはヒビが入るので冷やしすぎることもできない。待っている間はお茶していただいたり、小さな別のキャンドルを作っていただいたり。その間も型から出せるか確認して。。。
ね、裏ではなんとかお持ち帰りいただけるように結構大忙しなんですよ。笑
温かいキャンドルをお渡しするときにも気を配ります。
完成したまだ温かいキャンドルは柔らかく、変形しやすくなっているので、ラッピングもふんわりされていたりゆったりした容器に入れてあったりします。
繊細で壊れやすいものなのでしっかり梱包したいのは山々なのですが、折角の作品にへんな跡がついてはいけませんのでそこにも一工夫がなされています。
せっかくキャンドル作りに興味をもっていただいているのだからご期待に答えたい!とキャンドル作家たちは工夫を凝らしています。
今回はちょっとした裏話でした。
それではまた!