オ仏蘭西・おフランス人・ 汚トイレ事情…

懐かしい、pipi の匂い…。そうだった!私、汚フランスに住んでいたんだわ。

可愛らしい響きpipiピピとは、鳥を呼ぶ時に囁くように使うものではありません。パリを感じメトロ内での演奏を思い出させ、ノスタルジックな気分にさせる匂い(パリの街中、地下鉄は、いたるところでピピの匂いがします)。そう、おしっこのことを事を"ピピ"とフランス語で、可愛らしくw呼ぶのです。

緩いユル過ぎるロックダウンが更に緩まり、移動制限が解かれたのと、前々よりフラ夫の会社からバカンスを取るように通達がきていたので、数日義両親に会いに行ってきました。私たちが住む地方都市から4時間ちょっと。人より牛のほうが、はばをきかせているど田舎です。数ヶ月ぶりの車で遠出。高速道路を走るのも、サービスエリアによるのも久しぶり。そしていつの間にか、新しいサービスエリアが出来てました。軽食スペースは今も同様閉鎖中。トイレとコンビニ的なもの、自販機のみ使用可能。それでも、新しいサービスエリアに立ち寄れてラッキー!何故なら、ここ数年改善されつつありますが、トイレ問題があるから。飲食店等閉鎖中なので、エスプレッソ1杯飲んでトイレ借りる的なこともできなくなり。道端の公共トイレにぜーったい使いたくないのでそうそう遠出もしなくなり、何がなんでも自宅まで我慢して帰るようにしているので、最近は、恐怖におののくレベルに会う機会も減りましたが。

久しぶりの公共トイレ。新しいし、コロナの影響もあって少しは改善されたのかな?。でも、やっぱりどう使ったらこんな風になるのか便器の上は。。。毎回、試行錯誤を続けwエコロジストに見られたら糾弾ものだろうペーパーをしき、なるべくおしりを触れないようにあらゆる筋肉を使い腰を浮かせてピピを済ませます。フランスの公共トイレの正式な使い方が未だわかりません。その後小一時間、車の中の会話はずーっと“フランストイレ事情”について。フラ夫に、もうトイレの話はしたくない!と、懇願されるまで続けました。

そもそも、公共トイレは便座がついていません。座る事を端から想定していません。諸説ありますが、おフランス人が一応に言うところ、盗まれるから最初からつけない。すぐ壊れて取り替え費用がかさむから。掃除が大変だし、衛生的ではないから。そして、皆言うのです「すごーく汚くって、最悪」と。じゃあ誰が汚してるんだ?こんな皆潔癖そうなことを言うのに! そう、言葉を鵜呑みしてはいけません。毎年冬になるとインフルエンザ予防の国のcmが tvで流れ出します。今回のコロナでも同様、トイレにいったら手を洗いましょう!一回使ったティッシュは捨てましょう。と。。。公共の電波でながれてきます。日本の物差しで語ってはいけませんが、そういうことなのです。

義実家についてからも、義母を捕まえてトイレトーク。義母も公共のトイレ使用は私と一緒とのこと。いかに最悪か私以上にヒートアップしてました。

Diogène France というサイトでこのトイレ事情を記事にしていました。この一年間、カフェで安心してトイレに使えなくなって、フランス人の78%が公衆トイレ不足と感じているという記事から引用させてもらいます。

お尻をおいて公衆トイレを利用する割合が女性は12%。半分以上の女性62%が便座の上に乗り、ペーパー+腰を浮かせる使い方が26%。

調査元  IFOP 

出典 Diogène France/78% des Français déplorent le manque de WC publics/ Sandy Coquet

私独自の調査では、ペーパー+腰を浮かせる派が100%だったのですが私の調査網が狭かった。

この記事からすると、どうやらフランス公衆トイレを利用する上での正解は、多数決で決めるのであれば便器に乗ることのようです!(男性では、また違う結果がでていました)実践するかどうかはあなた次第…。