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落ち着くところの家具選び

パリ独り暮らしは、家具付きアパート。

結婚後は、パリに住んでいたフラ夫の少し大きめの賃貸アパートに合流。フラ夫が学生時代から使用している家具のまま。

パリ近郊の新築アパートを購入。新築なだけあって収納など建築前に色々施工会社に注文できた。家具はこの段階で少し新調。ダイニングテーブルだけは妥協しないで決めなさい!と、母に言われて予算でできる範囲考え抜いて購入。それとソファーもこだわってDuvivier Canapésにした。洋服ダンスは、なぜかその時ikea の paxが機能的でお洒落に見えてしまった(今は後悔の嵐)。大量生産 大量消費、ずっと長く大事に使うものではなかったなと。購入後引越をした結果、裏はぼろぼろ。たぶん次回の引越には耐えられないと思う。

急遽来た地方都市は、慣れるまで賃貸。私たちが入居する直前リホームが入ったので持参の家具以外必要なく快適に生活できた。

今のアパートは、前にかいたように1950年代のアパート。収納を自分達でリノベーションするときに付け足したりしたけど、足りていない。今までフランス生活なのに恵まれ過ぎてたのかもしれないが、いかんせんお風呂場が狭い。今まで何処も湯船があって、さらにはゆっくりお化粧もできる余裕のスペースが確保できた。二人で並んで歯を磨くなんて余裕だった。が、縦に洗濯機 乾燥機を並べて押し込んで一人歯を磨くのでいっぱいいっぱい。お化粧なんてノンビリやってる場合じゃない。

よし、ドレッサーを新調しよう!

だからといって、寝室に置くにもスペースが有り余ってるわけではなく。予算も潤滑にあるわけでなく。。。他に欲しい家具も控えているし、どうしたものかと。なんとなく、今度ずっと目にはいるものはikea を避けたかった。

クラシファイドサイトと、リサイクルショップを連日チェック。

Le boncoinは、多分凄い有名なんじゃないかな。フラ夫もここで音響装置やバイクを売ったり、パリ近郊のアパートも予定ではここで売りにだそうと考えてました。なぜなら、個人間なら不動産会社の仲介料など必要ないので。ただ、転勤が決まってからが早く、個人でやって見学者の案内が出来ないとなり泣く泣く諦め不動産会社にお願いしました。

そして、Paru vendu 。新聞の売り買いの投稿から始まって(たぶん)、今デジタル化されたサイトなので、年配者からの投稿が多いと感じました。1回しか使ってませんが、自分の電話番号等入力後初めて相手とコンタクトをとれるなど、気軽に出来ない分安心して使えたサイトでした。le boncoin は有名で投稿数も多い上、売るにしても買うにしても詐欺やら色々気を付けないといけないとよく聞くので。

リサイクルショップは、自立を支援する団体が運営するEmmaus。ここは、フランス国内至るところにあります。ここについては、理念が凄いしっかりしていていつか活用して協賛したいと思っていますが、何度も足を運んで探し当てる感じでした。フランス在住の方で素敵なブログをされている方が、こちらで食器を見つけられて、美味しそうな料理と共に写真をのせられていて憧れているのですが、数回通って場の雰囲気 大量の中から見つけられる眼を養っていなと難しそうでした。

求めていたドレッサーは、鏡がついているのはちょっと避けたかったw。何て言うの?やっぱり言い伝えって言うかなんと言うか…人が使った鏡はやっぱり怖い!そして、掃除大嫌いな私は、いかに隠せるかも重要。寝室でゴチャゴチャしたのを見たくない。

で、結論から言うと。Paru vendu でsecrétaire  秘書棚を買いました。

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窓際の明るいスペースに置きたかったが、ぴったりの高さ。ホントちょっとのものをしまえる引き出し付き。何より考えていた予算内の15€。

自分の手持ちの置き鏡を使えば、十分ドレッサーでしょ!

Le bon coin や同じサイト内でも、もっとちゃんとアンティークの秘書机がいっぱいあったけど。中がシミがいっぱいついていたり、机の部分がボロボロだったり。私に修復作業の能力があったら絶対買っていたものが他にもありましたw。お化粧をそこでするとなると、ある程度の綺麗さを優先しました。

車で引き取りに行って大満足。その後もちょくちょく売り手だったおじさんから、お父さんが老人ホームに引っ越すから古い家具が大量に出るよ!と、売り込みの連絡を頂いてるw。

今の家 生活には、人の温もりがする家具が合ってると思う。何より、自分達で工事した家、一緒に長く時間を刻みたい。

ちなみにIKEA も好きですよ。