無いのなら 作ってしまえ ホトトギス
ダイニングの椅子を毎回ズルズル引きずって来て、靴の脱ぎ履きをするフラ夫にいい加減頭にきていた。我が家は、家に入ったら即靴を脱いでスリッパに履き替える日本式。椅子を引きずるまでの数歩を靴を履いたままで歩かれるのも許せいない。これは早急に手立てが、腰掛ける何かが必要だ!
しかし今回に関しては、イメージがはっきりできず。
①ベンチ
②椅子
③収納付きベンチ的なもの?
④スツール
色々調べると、靴を脱ぎ履きするにはだいたい高さが40 cm 前後が便利みたい。我が家で置けるスペースは横最長80cm、そばのドアの出入りを考えると奥行き30cmがいっぱいいっぱい。フラ夫はスクーター 通勤なので、靴の脱ぎ履きの時ヘルメットをちょこんとおける、私の買い物カゴも乗せられるそんなスペースが欲しい。エントランスとサロンの壁を自分達で取り払ってしまっているので、全体的な雰囲気を壊さないもの。いや、ここはあえてドン!と存在感ありありを持ってくるべきか? 調和を取るか??こんな時も助かるクラシファイドサイト。 le boncoin, Paru venduを毎朝 毎晩のチェック。あっちゃこっちゃ広範囲に渡って捜索しイメージを作る。
①ベンチ について、素敵だ!と思ったBanc de Ferme。クラシファイドで10€〜30€ぐらい。ただ、大体小さくって1mから…。奥行きは申し分ないのだけれど。あとは、教会に使われてたもの。これも、サイズが合わないし他の家具とイメージが違いすぎる。
② 椅子 2脚80cmの幅に収まるもので、高さ40cm前後。予算。。。 却下。
③収納付のベンチ的なもの? ベンチ電話 Banc téléphone ancien。これは、ロココの物とちょっと野暮ったいカントリー調の物、電話台に小椅子収納できるものがあり。どれも心惹かれました。クラシファイドだと大体15ー50€ぐらいで見つけることができます。ロココの物はサイズが合わず。と言うか、そもそもベンチ電話自体をフラ夫が「おばあちゃんの家に行ったみたいで、絶対に嫌!」と断固拒否。 あとは、子供のおもちゃを下にしまう、籐製のベンチがめちゃくちゃ可愛かったのですが、フラ夫183cm中肉 フラ夫家族みんな背も高く中肉では収まらず。いくら可愛くっても、長く使えないこと必須。あと、籐はスカートとかストッキングに引っかかることもあるし、これは自ら却下。
④スツール 2脚 アリだと思った。それこそ 中古なら、すごい安い。買うなら、使い古されていい色になったスツールがいい! ただ、植物とかを飾るでなく実際座って使用に耐えられるのか?
悩みに悩んだ結果、
よし、作ってしまえ!
しかし、理系フラ夫、頭を使い 饒舌に口を動かすことは得意とするのだが、手を動かして何かを作ることが好きでない。前々から知ってたけど、家のリフォームでよくわかった。必要に迫られなければ、極力したくない人。我が家のDIYといえば 義父。フラ夫3兄弟ブリコラージュとなると、すぐさま義父に頼るほど。ここは、力を貸してもらわねば。
いろいろなサイトを見せながら検討の末、2人で決行。義父の丸ノコで全て切ってもらい、義父の指示で釘を打つ。あとはヤスリで整えて、残っていたドアに施した同じステインを2度塗り。
裏は…力尽き。見えないし、まァいいか!
ドアと同じステインを塗ったおかげで、一体感。シンプルだけど、悪くないんじゃない。まるっと収まってる。
趣味の籠編みとかのプチアトリエ in キッチン。の際は、ベランダのテーブルにこのベンチをキッチンに持ち込んで大活躍。
とりあえず、で買うのなら。思い切って自分サイズ作ってしまうのもあり。