21-22シーズン クリスタルパレスメンバー紹介
地元出身のロイ・ホジソン監督のもと4年間プレミアリーグを戦ったクリスタルパレスは昨シーズン限りで9人の契約満了を含む11人の選手が退団するなど大きな変革を図った。
今シーズン新たにアーセナルのレジェンドであるパトリック・ヴィエラを招聘し、よりボールを保持することで攻撃的なタレントを活かそうとしている。
ここでは、そんな新たなクリスタルパレスの選手たちを紹介していこう。(写真はクラブ公式から引用)
※・国籍/・年齢/・昨季の成績/・ポジションを記載
1.GK
1 ジャック・バトランド
・イングランド
・28歳
・2試合(うちFA杯1試合)/クリーンシートなし
かつてはエヴァートンのピックフォードと並び未来のイングランド代表の守護神候補とされたが、大きな怪我でキャリアを停滞させてしまった。昨季は前所属のストークシティでも控えに甘んじているところを第二GKであったヘネシーの大怪我によりパレスが急遽獲得。プレミアに個人昇格を果たした。
既に今シーズンもカラバオ杯で敗退するなどここ数年のクラブのカップ戦早期敗退の傾向によりプレーを披露する機会は少ないが、まずはFA杯での活躍に期待したい。
13 ビンセンテ・グアイタ
・スペイン
・34歳
・37試合/クリーンシート8
一度きっかけを掴むとビッグセーブを連発するパレスの守護神。特に昨シーズンの12節スパーズ戦はノリに乗っており、ダイアーの直接FKを含む5つのビッグセーブをし、勝ち点1獲得に貢献した。
しかし、昨シーズンは最終ラインの不安定さから数多くのシュートに晒され、大量失点も複数試合あるなど安定感とスタッツが比例しなかった。
今シーズンは戦術がポゼッション志向に変化したため、足元の技術が求められるがプレシーズンで既にやらかしており一抹の不安が残る。
2.DF
2 ジョエル・ウォード
・イングランド
・31歳
・26試合/0ゴール
・右SB
今シーズンから新たに2年契約を結び、クラブ9年目を迎えた最古参。ワールドクラスのウインガーがひしめくプレミアリーグにおいて、安定した守備を披露する。その反面、攻撃面では迫力を欠き、局面での判断スピードやプレー選択に物足りなさを感じる。
今シーズンからはボランチと共にゲームを作る役割を任されているが、現時点では不安も大きい。試合を重ねることで精度を上げて欲しい。
また、インスタでは美人の奥様と1歳の息子さんとの素敵なオフの投稿をちょいちょい上げるので毎回ほっこりしている。
3 タイリック・ミッチェル
・イングランド
・22歳
・19試合/1ゴール
・左SB
今シーズンから新たに背番号3をつけるアカデミー出身の若武者であり、Nextワン-ビサカになれる俊英。しかし、攻守のバランスもワン-ビサカ譲りで攻撃のタスクはザハを見つけてパスを出すというものが大半。36節アストンヴィラ戦のプロ初ゴールも肩で押し込むというものだった。
とはいえ今季は攻撃面でも改善が見られており、持ち前の走力でザハと2人で左サイドを蹂躙して欲しい。
5 ジェームズ・トムキンズ
・イングランド
・32歳
・8試合/0ゴール
・CB
ダン、サコ、ケーヒルの契約満了による退団によりCB陣の最年長となった。ここ数年で怪我が相次ぎ年々出場機会を減らしてしまっている。また、アンデルセン、ゲーヒという足元の技術がある若手CBの加入により現状は4番手に甘んじている。
しかし、経験という誰にも負けない武器を持っており出番は必ず訪れるはず。コンディションをしっかり整えてレギュラーの座を奪還して欲しい。
6 マーク・ゲーヒ
・イングランド
・21歳
・40試合/0ゴール (チャンピオンシップ)
・CB
チェルシーから450万ポンド、5年契約で完全移籍で加入した期待の逸材。U-17 W杯ではフォーデン等と共に優勝を飾っており、現在のU-21イングランド代表のキャプテンでもある。足元の技術に定評があり、僅かなスペースでも縦パスを差し込むことができる。また、ドリブルで持ち上がり相手のボックス近辺に顔を出す攻撃的な面も持ち合わせている。
プレミア経験がないというのが唯一の懸念点だが、かなり期待の大きい選手で、どの程度やれるのか楽しみだ。
ちなみに、パレスの本拠地があるクロイドン地区生まれで、ザハと前監督であるホジソンと同郷らしい。
16 ヨアキム・アンデルセン
・スウェーデン
・25歳
・31試合/1ゴール
・CB
リヨンから450万ポンド、5年契約で加入したスウェーデン代表。昨季はフラムにレンタルされており、対戦時にはかなりやられたイメージが強い。ゲーヒがグラウンダーのパスが得意なのに対し、アンデルセンはロングボールの精度がかなり高く、サイドチェンジでWGの足元にピッタリ収めることができる。
ゲーヒとは違い、プレミアで戦っているという点で安心感は勝る。間違いなくヴィエラ体制の土台を担う選手であり、今シーズンの欠かせない存在だ。
17 ナサニエル・クライン
・イングランド
・30歳
・13試合/0ゴール
・右SB
昨シーズンにリヴァプールから8年ぶりにフリーで復帰したアカデミー育ちの右SB。しかし、攻守ともにこれといった印象を残せないまま怪我をしてしまい、ウォードとのポジション争いに敗れてしまった。このまま契約満了で退団かと思われていたが、補強の優先順位などを加味した結果、1年の契約延長となった。
ウォードにはない攻撃での存在感を持っている選手なだけに、古巣のパレスでもう一花咲かせて欲しい。
34 マーティン・ケリー
・イングランド
・31歳
・1試合/0ゴール
・CB.右SB
ジェイミー・ギャラガー2世と言われ、将来を嘱望された元イングランド代表選手も、昨シーズンは全く爪痕を残せなかった。CBと右SB両方こなせるにはこなせるが、全体的に走力が足りず、パススピード、判断も及第点とはいえない。
昨シーズンで契約満了になるものと多くのサポーターが勘違いをしており、唯一の出場となった最終節のリヴァプール戦で88分からの投入には、本人にとって古巣対戦の場でパレスにお別れを告げるのだと思われていたが、実際は今シーズン末までの契約だった。
36 ネイサン・ファーガソン
・イングランド
・20歳
・出場なし
・右SB
昨シーズンの夏にウェストブロムからフリーで加入した若き右SB。加入当初から怪我を抱えており、復帰してはトレーニングで負傷を数回繰り返しているうちにとうとう1試合も出場することなくシーズンを終えてしまった。また、未だに怪我を抱えており復帰もいつになるかわからないが、サポーターはYouTubeのプレー集を見ることで期待感を高めている。
ちなみに、日本のアニメが好きらしくInstagramでおすすめを募集していたのでDMしたところ返信してくれるなどファンサービスもしてくれる。
43 リース・ハナム
・イングランド
・20歳
・出場なし
・左SB
ミッチェルと併用されていたファン・アーンホルトの退団により左SBの2番手に序列を上げたユース育ちの選手。プレシーズンでは快速を活かした攻撃参加と、精度の高いフィニッシュを見せるなどミッチェルとの違いも見ることができた。怪我などで出番が回ってくるかもしれない。
個人的には、角度と光の当たり方でハリーポッターのマルフォイ役の俳優に見えないこともないなぁと思っている。
3.MF
4 ルカ・ミリヴォイエビッチ
・セルビア
・30歳
・31試合/1ゴール
・ボランチ
PK職人で名が知られている我らがキャプテン。足元の技術が高く、ワンタッチでパスを左右に散らして低い位置からゲームメイクをする。昨シーズンまではダンやケーヒルなどリーダーシップがある年長者が複数人存在したため個人的にはキャプテンシーはそこまで強くは感じられなかったが、彼らが退団した今、ミリヴォイエビッチに求められるものは大きい。
ご家族に不幸があったため、開幕は出遅れてしまったが、心身ともに万全な状態で質の高いプレーを見せて欲しい。
7 マイケル・オリーセ
・フランス
・19歳
・44試合/7ゴール (チャンピオンシップ)
・右WG AMF
レディングから550万ポンド、5年契約で獲得した左利きのアタッカー。ドリブルの際に相手を見ながら細かいタッチで重心の逆をつき剥がしていく姿はエゼと似ているイメージ。しかし、加入時に背中に怪我を抱えており9月8日現在も負傷離脱中のため、あくまでプレー集の動画のイメージでしかない。
今回の代表ウィーク明けには復帰との噂もあるが、現在手薄なアタッカー陣に新たな色を加えて欲しい。
8 シェイク・クヤテ
・セネガル
・31歳
・36試合/1ゴール
・ボランチ.CB
テンションが高いパレスのムードメーカー。昨季は最終ラインに怪我人が相次いだ為、ホジソンの手によってCBに魔改造された。今季もプレシーズンではCBで起用されていたが、開幕後はミリヴォイエビッチの離脱の影響からアンカーで起用されている。
CBとしては視野を安定して確保し正確なパスを供給できていたが、ここまでのアンカー起用では影を潜め、ドリブルで持ち上がった際も周辺の選手とビジョンの共有ができてないイメージ。長い脚を活かした守備が最大の特徴なだけに個人的にはCBで活躍して欲しい。
10 エベレチ・エゼ
・イングランド
・23歳
・34試合/4ゴール
・AMF
昨シーズンQPRから加入すると開幕節からいきなり起用され、華麗なフットワークで相手を翻弄した。また、彼の加入によりザハに偏りがちだった攻撃を分散させることもできた。キレのあるドリブルと足元の精度が評価され、昨シーズンはイングランドU-21代表にも招集された。
しかし、シーズン終盤にアキレス腱に大怪我を負い、復帰まだ時間を要すると見られていた。が、最近のクラブSNSではランニングマシンでのトレーニング映像も公開され、満員のホームスタジアムでプレーする日は目前かもしれない。
12 ウィル・ヒューズ
・イングランド
・26歳
・30試合/2ゴール (チャンピオンシップ)
・CMF
ワトフォードから550万ポンド、3年契約で加入したヒューズ。中盤ならどこでもできると公言しており、攻守に身体を張ってプレーできる選手。ワトフォード時代はBox to Boxのような役割を担っていたが、そこに加えクラブに不足しているワンタッチでパスを捌くアンカーのポジションも担ってもらいたい。
個人的には髪も髭も眉毛も金色で、目も青いというパレスにはいないタイプの容姿の選手が加入したという意味でもプレーだけでなくクラブの裏側でもどんなキャラなのか早く見てみたい。
15 ジェフリー・シュラップ
・ガーナ
・28歳
・27試合/2ゴール
・LM
トッテナム戦で多くのゴールを決めてるイメージがあり、大事な試合で活躍できるシュラップ。ミラクルレスターの控えSBだったが、ホジソンによって魔改造された選手の1人で、SBはもちろんWGやトップで出場した経験もある。さらに今シーズンはCMFとしての出場しているなど、かなり器用な面が見れる。また、恵まれたフィジカルを活かした力強いドリブルが武器で中盤として起用する際は他の選手とは違った色合いを見せる。
しかし、慣れないポジションということもあってかアイェウとの相性が良いのみでフィットには至っていない。また、ここ数年怪我がちで8月〜9月にかけての代表ウィークでも負傷交代してしまった。詳細は分からないが、出れば活躍する選手なだけにより多くの試合で見たい思いが強い。
18 ジェームズ・マッカーサー
・スコットランド
・33歳
・18試合/0ゴール
・CMF
試合中に黒子に徹底することができるBox to Box型の選手で、ホジソン政権下ではカウンターの際にザハにパスを出すのは彼が多かった。パレスで通算230試合に出場しているベテランだが、昨季は怪我に泣かされ最後の4ヶ月は出場すら叶わなかった。しかし、復帰後の球際の強さは相変わらずで攻守のバランサーとしてかかる期待は大きい。
ちなみに、今シーズン限りでパレスを退団した名前も似ているジェームズ・マッカーシーとはウィガン時代もチームメイトで、一緒に帰宅するほどの仲良しだった。
23 コナー・ギャラガー
・イングランド
・21歳
・30試合/2ゴール
・CMF
チェルシーからローンで加入した守備よし、攻撃よし、顔よしの三拍子揃った選手で、3節のウェストハム戦でいきなり2ゴールを挙げサポーターの心を鷲掴みにした。個人的には攻撃能力が足されたマッカーサーという印象を抱いている。昨シーズンはウェストブロムにローン加入しており、球際に激しくいくスタイルから11枚ものイエローカードを貰ってしまったが、今シーズンはどれほど減らして成長を見せるのか見ものである。
激しいプレーをすることから、プレシーズンでは投入から5分弱で既にユニフォームが破けてしまう事態に陥っていた。
44 ジャイロ・リーデヴァルト
・オランダ
・24歳
・33試合/2ゴール
・CMF
アヤックス産のCBとしてパレスに加入したリーデヴァルトだが、ホジソン政権下では構想外になってしまったと一昨年までは見られていた。しかし、老将によって左SBを経て中盤の選手として魔改造され昨シーズンブレイク、プレミア初ゴールを挙げるなど活躍した。しかし、本人にとっては今年が勝負で、ミリヴォイエビッチを欠く中で開幕節にアンカーとして起用されるも見せ場は作れなかった。
足元の技術こそ目を見張るものがあるが、局面での判断スピードだったり、視野の確保に苦労している印象がある。ヒューズの加入でポジション争いは激化しているが、戦力として計算されている中でいかに結果を示すか勝負になってくる。
4.FW
9 ジョーダン・アイェウ
・ガーナ
・29歳
・33試合/1ゴール
・CF.RWG
一昨年のクラブMVPも昨シーズンはポジションをRWGに移したことによって苦戦を強いられた。それでもガーナフットボール界でのエリート家族の血を引くだけあって持ち前のキープ力は健在。自陣深くに戻って守備をしたかと思えば、すぐにミドルサードでボールを受けドリブルで運んでいく運動量も武器でクラブに欠かせないものとなっている。タウンゼントの退団とオリーセの負傷によりアイェウにかかる負担は大きいが、持ち前の献身性を残しつつ昨シーズンより数字を残して欲しい。
ちなみに、兄のアンドレ・アイェウはスウォンジーを契約満了で退団し、カタールのアル・サッドへと加入している。
11 ウィルフィード・ザハ
・コートジボワール
・28歳
・30試合/11ゴール
・LWG.CF
パレスの顔であり、レジェンドであり、絶対的なエース。毎年移籍の噂が出るが、2019年の夏のアーセナル移籍が最も可能性が高かった。(アーセナルはぺぺを選んだために残留)元々移籍願望があっただけに19-20シーズンはわずか4ゴールに終わるなど不調を極めた。しかし、昨季はシーズン序盤から得点を重ね、コロナ感染とハムストリングの負傷もありながらもキャリアハイのゴール数を記録した。
グーナーだという噂のあるザハにとってレジェンドであるヴィエラの監督就任は好材料であり、ポゼッションを志向することでよりアタッキングサードでボールを触る機会も増えるはず。ここ数試合ささやかれているドリブルの衰えは新システムへのフィットに時間を要しているだけだと願いたい。
ちなみに髪型がちょくちょく変わるが、この写真の頃のザハが1番カッコ良かったと思う。
14 ジャン-フィリップ・マテタ
・フランス
・24歳
・7試合/1ゴール
・CF
昨冬に1年半のローンでマインツ05から加入した192cmの大型ストライカー。デビュー戦となったブライトンとのM23ダービーでは、おしゃれなバックヒールで先制ゴールを奪うなど活躍を期待させたが、その後はパッとしない印象。フィニッシュはダイレクトで合わせるのは得意ではなさそうで、ロングフィードも落下地点の予測が甘いのか頭上を通過することが多く、グラウンダーのパスを収めるのは上手いが、その後の展開に苦労している。
買取オプションが1500万ユーロと高額で、退団が濃厚とはいえ持っているスケールは大きいだけに、このままレンタルバックは寂しいので、なんとかきっかけを掴んで欲しい。
20 クリスティアン・ベンテケ
・ベルギー
・30歳
・30試合/10ゴール
・CF
昨季に完全復活を果たした通称"ビッグ・ベン"。過去3シーズンは計6ゴールと前線のターゲットとして起用されてるのみだったが、契約が1年を切った段階で全盛期さながらな活躍を見せる現金で憎めない男。特に11節ウェストブロム戦のボックス内で反転してのゴールは身体のキレが抜群だったし、32節のサウサンプトン戦では4人に囲まれながらもフィジカルで突破しゴールを決めた。
今シーズンは西ロンドンに同郷の"ビッグ・ロム"が加入したが、南ロンドンにも空中戦なら誰にも負けない男がいるということを示して欲しい。
22 オドソン・エドワール
・フランス
・23歳
・26試合/16ゴール (スコティッシュ・プレミア)
・CF
デッドラインデーにセルティックから650万ポンド、4年契約で加入したストライカー。ビルドアップを助けるために中盤に降りたり、ポストプレー、裏抜けまで様々なタスクを沙汰なくこなせる万能FWで、ヴィエラのスタイルにフィットしやすいタイプ。加速力がある他にフィニッシュパターンも豊富とのこと。
アイェウやマテタ、ベンテケとはタイプの違う選手なだけに攻撃力に厚みが出るはず。フィット具合によってはトップハーフに割り込む可能性すらあるだけに期待感が高い。
40 スコット・バンクス
・スコットランド
・19歳
・11試合/0ゴール (スコティッシュ・プレミア2部)
・AMF.RWG.LWG
スコットランドU-21代表にも飛び級で選ばれている逸材で、プレシーズン6試合中5試合に出場し2ゴールをマーク、特にレディングとの試合では試合のラストプレーとなる直接FKを決めるなど今シーズンのトップチームデビューの期待を抱かせた。ただ、プレシーズンではラク-サキとの兼ね合いでLWGでの起用が主だったが、どちらかというと右の方に適性があるように思えた。
左利きながら両脚を遜色なく使える選手でじっくり育てていけば主力になりうる存在だと思うので長い目で見ていきたい。
49 ジェズラン・ラク-サキ
・イングランド
・18歳
・出場無し
・LWG
開幕節のチェルシー戦でプレミアリーグデビューを飾った若手のホープ。U-20のイングランド代表にも招集され、リーグ戦にも継続的にベンチ入りしている。マン・シティのマフレズのような軽やかなドリブルが持ち味で、パス、シュートの精度も高い。数年後は本格的にアタッカーとして起用される可能性を大いに感じる存在だ。
近年のパレスユースはピエリックやカイカイなどトップチームでデビューはするも活躍しきれなかった攻撃的な選手が多いが、そこに続かないように若手の起用に定評があるヴィエラの元で育っていって欲しい。
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