「鼻炎でCPAP治療がツライ!」を解決する5つのステップ
こんにちは、CPAP LABです。
今年も、アレの季節がやってきました。
そう、花粉による鼻詰まりに、鼻水……。
「息ができなくてCPAP(シーパップ)治療どころではない」
「毎朝起きたらマスクが外れている…」
という方もいらっしゃると思います。
でも、睡眠時無呼吸症候群のCPAP治療は継続がなによりも大切。
また、CPAP治療によってアレルギー性鼻炎の症状が改善したという興味深い研究もあったりします。
【参考】Effects of CPAP in patients with obstructive apnoea: is the presence of allergic rhinitis relevant?
そこで今回は、アレルギー性鼻炎でもCPAP治療を続けるための対処法についてまとめてみました。
ステップ1‐鼻炎の治療
まずは、鼻炎の治療。きほんのき、ですね。
耳鼻科を受診してアレルゲンを特定し、抗アレルギー薬や点鼻薬を処方してもらいましょう。スギやダニのアレルギーであれば、保険適応になった舌下免疫療法も良さそうですね。
鼻通りが良くなれば、CPAPも継続しやすくなります。
ステップ2‐体についているアレルゲンを取り除く
1日外で過ごした体にはアレルゲンがたくさんついているかも。
そのアレルゲンを、帰宅後にしっかり取り除きましょう。
具体的には以下の3つを実践してみてください。
ステップ3‐寝室を清潔に保つ
自分の体がきれいになったら、次は寝室の環境を整えましょう。
基本的なことですが、シーツや枕カバーはこまめに洗濯し、ベッドの下も含め部屋の掃除も頻繁にしましょう。また、ペットは寝室に入れない方が良いそうです。
ステップ4‐CPAPからアレルゲンを排除
CPAP装置についても、同様にアレルゲンを取り除くことはとても大切です。
マスク、チューブ、加湿器用の水チャンバーはなるべく毎日水を使用して洗浄し、アレルゲンを洗い流しましょう。
また、空気をきれいにしてくれるフィルターも大切です。
洗って再利用できるタイプのフィルターならこまめにチェックして洗い、使い捨ての場合は、花粉の時期は普段より早めに交換すると良いでしょう。
また、花粉などを除去できるタイプのフィルターがあればぜひ使用しましょう。
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上記以外にも各種フィルターを取り扱っています。
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ステップ5‐CPAPを鼻と喉に優しい設定で使う
最後に、CPAPの設定やマスクを見直してみましょう。
鼻炎で粘膜が炎症を起こしている場合は、鼻が詰まっても口から呼吸できるようにフルフェイスマスクがおすすめです。
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ただ、口呼吸だと湿度と温度を適切なレベルに保つのが難しいと言われています。
冷たくて乾燥した空気が粘膜に負担をかけないように、加温チューブと加湿器を使用して呼気の湿度と温度を整えるのがおすすめです。
▽ 鼻は天然の加温加湿器、というコラムはこちら ▽
さらに、鼻や喉の粘膜が弱っていると、空気の圧に敏感になりがちです。
入眠するまで弱めの圧にしてくれるランプ機能や、息を吐くときに自動的に圧を弱めてくれる機能を活用するのも良いかもしれません。
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さいごに
以上、鼻炎でもCPAPの治療を継続するための対処法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
結局、寝室の掃除やCPAPのクリーニングなど、基本的なことが重要なんだなと改めて感じました。
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