【前編】テニス肘解消法-カイロプラクティック-
< テニス肘(外側上顆炎)とは >
マウス操作とか、雑巾を絞る動作などで、肘の外側の外側上顆(骨が出ている場所)付近に痛みが出る症状です!
テニスのバックハンドで起こりやすいためにテニス肘という通称ができましたが、料理で重い鍋を持つ方や、マウスの操作によっても起こるため、現在ではデスクワーク従事者に急増している病気とも言われてます。
< テニス肘(外側上顆炎)の原因 >
外側上顆は、手首を手の甲側に動かす筋肉がついている場所です。
そのため、手を甲側に反らす動きによって筋肉が収縮すると、外側上顆に引っ張る力が加わります!
引っ張る力を繰り返し受けると、外側上顆に炎症や微細な損傷が起き、手首を反らす動作で痛みが出るようになります。。。
マウス操作や家事、手を使う作業などで手首を反らす動作を繰り返したことや、テニスなどのスポーツで手首に大きな力がかかったことが主な原因でが、マウス操作などでは、力の大きさはケガをするほどではありません!
毎日繰り返すことで徐々に外側上顆付近の組織(主に筋肉の腱)に小さな傷がついていきます!
このような小さな傷が繰り返されることで蓄積し、ケガをしているのと同じように痛みを生じるようになっていきます!
弱い力の蓄積でも、ケガと同じ状態になることを蓄積性損傷と言います!
スマホのいじり過ぎ、キーボードやマウス操作による腱鞘炎なども蓄積性損傷の一つです。
蓄積性損傷の場合は炎症(熱を持って腫れる状態)が起こらず、外側上顆につく筋肉の腱が慢性的に脆く弱い状態になっています!
スポーツなどで、一度に大きな力が外側上顆にかかった場合は、炎症を伴う外側上顆炎になります!
次回、カイロプラクティックでの解消法を解説していきます◇