Nord Wave 2 (その2)
NordWave2体験モニターで約2ヶ月たちました。
この楽器のミソは、凝った音作りを目指すでは無く、あるものを使って素早く料理する的なものかなと感じました。
オシレータが1個である潔さ。しかし、1個でも充分使えるような波形パターン。
なにより、音作りしなくても、インターネットからnordサンプルライブラリがダウンロードできますから、まずは、ここからスタートしても良いのです。
それに足りない隠し味を、バーチャルアナログで補填するなどしても充分です。
そして、このようなシンセが演奏に充分対応できる61鍵盤であり、持ち運びできる重さであることです。
本格的なアナログモデリングシンセで、機動力があって、現場で素早くエディットできるシンセ。これは、貴重な存在だと思いました。
そして、私の宿題。
ピアノで演奏した音源部分をnord wave2に差し替えてどうなるか。
まずは、差し替え前の演奏です。
この音源には、pianoteqを使っています。
pianoteqは、私のお気に入りですが、それはさておいて、一部をnord wave2に差し替えてみました。
音色がわかるように、nord wave2を利用しているところに音色名を貼り付けてみました。
ここでは、FM Keys Whlという音色がなかなかの秀逸な音色で、少しエディットして利用しています。そのほかはプリセットのまま利用しています。
MST Clock同期でいろいろなパラメータを同期させることで面白いギミックが作り出せないかとトライしましたが、それより、目の前にあるつまみをぐりぐり回すフィルターの演出の方がつまみの沢山あるnordらしいかなと思いなおし、つまみ操作での効果を楽しみました。
いろいろなパラメータをホイールやエクスプレッションペダルにも割り当てることができ、動的に変化させることはお手の物で、nord wave2を使うと、いろいろな世界観を演出できそうです。