見出し画像

浦和 6 月陸上クリニック

6 月 4 日に駒場スタジアムにて陸上クリニックを開催しました。

今回のテーマは、フィジカルの再強化です。

6 月は、競技会が多く開催されており技術練習が多くなりますが、技術を習得するためには体の機能を高めておく必要もあります。

今回はそのフィジカルの強化として、足のバネと体幹のトレーニングを中心に行い、その後、スタート練習、100m 走の後半の動きづくりを実施。

1、バネの強化
足のバネは主にアキレス腱のことを指し、アキレス腱が強化されると弾むように反発を利用した走りが可能となり楽に速く走ることが出来ます。

今回はそのアキレス腱の使い方と強化を目的に 5 台のハードルを連続で跳ぶハードルジャンプを行いました。

実施をしてみると一回一回跳んだ後に止まる、足が引き付けることが出来ずハードルに引っかかる、姿勢が崩れて次に跳ぶ動作が遅れるなどのエラーパターンが出てきました。

これらのエラーパターンが出るのは、膝が曲がってしまう、股関節の使い方、姿勢が主な原因となるので、これらを改善していきました。

また、自信がないせいで跳び越えることが出来るはずなのに跳べないということもあります。
そういう子は、思い切り体を動かして全力を出すことが出来るようになる必要があります。

短距離種目などは、瞬間的に力を発揮する必要があり、まず全力を出す能力も養っていきましょう。

ジャンプトレーニングは、全力を出す能力を向上させることにも有益なトレーニングのため継続的に取り組みたいトレーニングです。

2、体幹強化


四肢の連動性、基礎筋力強化


体幹は頭と四肢を除いた胴体のイメージです。体幹が安定、体幹から四肢を動かす身体操作を身に着けることで姿勢が安定し効率よく反発を利用できるようになります。

今回は深呼吸でお腹を締める練習を行った後に、お腹を締めた状態で対角線上の四肢を動かすトレーニングを実施。

意識をする部分が多く、お腹を締めることに集中して四肢の動きがバラバラになってしまうことも。走る動作は対角線上の四肢を動かして走るため、コントロールができるようになることによって適切なタイミングで手足を動かす、より強く地面に力を加えられるなど、走りの質を向上させることが出来ます。


走りに活かしていく


100の後半はバネを使って楽にスピード維持

今回参加した選手は、ハードルジャンプや体幹トレーニングと陸上部でよく行う練習を実施しました。「普段の部活での練習もポイント意識してトレーニングできそうです」と今後の練習をさらに前向きに取り組んでくれそうです。

陸上クリニックは月に1度、浦和駒場スタジアムを中心に開催をしています。
年間を通して競技能力を伸ばす、トレーニングが学ぶことができ、適切なトレーニングを選手達に学んでもらい、充実したシーズンを送ってもらいたいと願っています。

次回は、7/9(日)浦和駒場スタジアムにて開催致しますので是非ご参加下さい!
次回、スピード及びパワー強化

COZY 鈴木

いいなと思ったら応援しよう!