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高スペック無駄遣いなのか?アラフィフの実態ー「三高」って知ってますか?



あの時はよかった(おじさん定番のセリフ


昭和末から平成初期(1986〜1993年くらい)には「三高(さんこう)」と言う言葉があった。
今や死語だとおもうが。

この「三高」とは
・高学歴
・高身長(180cm以上)
・高収入(年収1千万円以上)
というのが女性が男性にもとめる理想像であった。
今これを満たす人なんてあんまりいないというか、希少価値が高すぎると思うけど。

したがってわれわれ世代は、身長はどうにもならないのでその他の部分を埋めるべく必死に頑張ったものだった。
それか別ルートとして今で言う「ヤンキー」(当時は不良くらいの言い方だったかなぁ)を極める。
これが「モテる」条件だった。

この中で、僕的なスペックは
学歴(W大卒)→OK
身長は174cmなので普通(平均よりは高いかな)
新卒で入ったのが広告代理店の最大手→OK
※年収は就職時が「バブル最盛期」だったので、大企業に入ればほぼ30代で年収1千万くらいだった。

当時の若者は「合コン」が出会いの場として一番活用されていた。
スペックはよかったので、ほぼ毎日「合コン」にしていたけど今考えると不毛だったきもするw

就職後間も無く「バブル」ははじけてしまったので、浮かれていた生活も予想とは変わってしまった。
それでも今よりも給与水準はよかったし、会社自体は安泰の業界だったので「給与のいいブラック企業」と笑っていられたんだけど。

今の時代に求められるものって?


僕らの世代がアラフィフからそろそろ還暦になろうとしているわけで、今の時代に昔の「三高」的要素はどうなんだろう?
そんな風に思う。

先日も高校の同窓会に行ってきたけど、僕以外はほとんどが就職した会社(業界の大手が多かった)である程度の地位にいて、子育ても終わった感じ。
独身男性は僕を含めて二人だったかな。
みんなわりと真面目な家庭人がおおかったので、ちょっと僕だけはそう言う面では価値観が違うとはおもった。

進学校で時代的な背景もあって、まだ終身雇用が多く(女性は主婦がおおかった)独立起業したりしているのが、フリーアナウンサーで活躍している同期と僕ぐらい。
しかも、子供もいないのでほぼ気楽な生活ではあるけど、なんか物足りない。

一方で年齢面や世代的な価値観の違いがあるので、果たして「オジサン」世代に女性からのニーズってあるんだろうか?
今の時代は、高学歴はじゃまにはならないけど必要でもないだろうし。
収入も多ければいいだろうけど、普通に生活できればいいかなぐらいだろうと思う。

「弱者男性」という言葉


最近、仕事をしてもらっているスタッフから「弱者男性」なる言葉を聞いた。
ちょっと前(結構前かも)に「草食男子」という言葉が流行ったが、それをさらに弱点を強化した版みたいなもの。
弱者男性」(引用元Wikipedia)
ざっと特徴は「独身」「貧困」「見た目」などいわゆる「非リア充」的な男性を指すそうだ。

われわれ世代だと「女のくせに」とか言うジェンダー差別の方が頭に浮かぶが、今のコンプラ時代は「男のくせに」というのも深刻な状況みたい。

去年にはやったTBSドラマ「不適切にもほどがある」を経験した世代にはちょっとわからない部分も正直ある。
「マッチョ」とはいかなくても「男らしく」は価値観としてやはり根っこにあるし、競争社会はそんなにマイナス面だけではないと思う。

学歴社会も批判されがちだけど、やることをやってさらに競争を生き残るべく生存能力を高めた結果なのだから一定の評価基準として成り立つだろうし。
これもドラマだけど「ドラゴン桜」のなかにある「バカとブスは東大に行け!」これも言い得ていると思う。

もちろん諸事情により生きにくい時代だったり、不運に見舞われてしまうこともあることはよくわかるし、自分も全て順風満帆ではなかったので…

なにか人生で一つくらいは誇れるものある


「自己最高」の時を実力だと思うことにしてきたので、時代にマッチしてないけどやはりスペックは価値あると思いたい。

自己満かもしれないが、自分に自信を持ってさらにこれからももっと楽しみたい。
だからダイエット頑張ってみたり、最近疎かになった「英会話」も再開したりして、まだまだ「セカンドアオハル」楽しもうと思う。

果たして昭和の「三高」(正確に2.5高)は令和にも通じるのか?
GWくらいにはコロナ前くらいにシャンとしようと思っている。

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