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こんな時だら笑顔でいようと思う
愛猫ベガととのこと
今日はあんまりポジティブな話ではないけど。
前にも書いた愛猫のベガ(ベンガル猫♀9歳)が癌で闘病中。
昨年末に異変に気づいて動物病院へ行ってから1ヶ月ちょっと。
検査をした時点ではもう、外科的な処置は難しく、10日間くらいは抗がん剤治療もしてみたんだけど…
人間よりは抗がん剤の効果も少なく、もともとが効果が出るケースが10%程度らしい。
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動物病院でも「セカンドオピニオン」がある
最初はかかりつけの動物病院で診てもらって、いきなり翌週に検査と手術と言われて動揺し、急いでネットなどで情報収集をした結果「セカンドオピニオン」があることが分かった。
また、獣医師でも「腫瘍専門医」がいるとのことで、すぐに今かかっている動物病院へ。
いつもは病院嫌いで、獣医師の先生やアハトさんに「シャー」してしまうベガも今の先生にはなぜかそこまで嫌がらずに診てもらえて。
結果はかなり進行した癌で、精密検査のためCTの専門医へ行って検査することに。
その結果、外科的に手術は厳しい(体力がもたない、範囲が広すぎて完全に取りきれない)とのことで、抗がん剤を試すことに。
当初は2週間試すことにして、トライしてみた。
できることはなんでもしてあげたいので、薬を飲むのは嫌がったけどなんとか2日に1度の抗がん剤の投薬と毎日の痛み止めを飲んでもらって。
再診する時に、酷くなってなかったけど、腫瘍が表皮にも出てきて一部壊死している状況に。
ストレスをなくして少しでもQOLを優先することに
人間に比べると抗がん剤の副作用は少ないものの、やはり服用するのにストレスにもなるし、食欲がおちるなどの副作用がある。
先生と話し合った結果、抗がん剤治療をつづけるよりも少しでもストレスがなく穏やかに過ごしてもらうようにすることを選択。
痛み止めはシロップ状なので上げる時にさほど負担がないのと、耳に塗るタイプの食欲増進剤の効果もあり、抗がん剤をやめてからしばらくは少し元気になって食欲もでてくれた。
痛み止めの効果もあり、元気な時にお気に入りだった出窓にのって「ニャルソック」してたりして、すこし穏やかな時期を過ごせた。
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腫瘍の増大と足の浮腫(むくみ)
2月の21日にいつもよりも起きれなくなってしまい、僕の布団の上でねているんだけど、歩くのがきつそう。
ちょっと足を見てみたら、大きな腫瘍ができていた反対の左後ろ足がふだんの倍以上に浮腫んでいた。
急ぎ、動物病院へ。
検査の結果、元の病巣である腫瘍の増大と転移した病巣が大きくなったため、リンパの流れがわるくなって浮腫んでしまったとのこと。
それでも、頑張ってご飯を食べて、トイレも行けていたんだけど。
浮腫がひどくなり歩けなくなった
昨日から朝起きるのも厳しくなり、自力でトイレに入るのも一苦労。
食事も2階から1階に降りて食べたものの、2階のある寝室への階段の途中で力が尽きてしまい、助けを呼んで鳴いていた。
抱っこしてベットまで連れていき、座らせてあげて少しでも無理なく過ごせるようにしてあげている。
昨日からはトイレも抱っこで連れていき、ご飯も抱っこで連れて行く。
それまではドライフード(免疫力アップ効果のあるもの)を中心にしていたけど、食欲もかなり落ちたためレトルトやチューるをあげた。
いつもはすごくガツガツと食べるチューるも少しずつ舐めるのがやっとの状態に。
ちょっとでも良くなればと、気功の先生に相談したり。できることはとにかくなんでもしている。
1日でも楽しく過ごして欲しいそれだけ。
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笑顔でいて上げようと思う
そばで一緒に悲しい顔しているときっとベガも辛くなるから、そばにいる時はできるだけ笑顔でいて上げようと思う。
日に日に厳しい状況になるけど、だからこそ。
僕の一番好きな歌を聴きながら、同じように癌で戦う猫や犬たち家族の方へ少しでも参考になればと記事にしました。