アスリート塾の考え② 子供達の成長
先週は「アスリート塾の考え①」として設立の想いを主に書きました。
今回は「アスリート塾の考え②」子供たちの成長をテーマに書いていきます。
アスリート塾の考え①↓↓
子供達から学んだ事
今では当たり前のように感じる事も、当時を振り返ると毎回が気づきの連続でした。2013年当時、私の仕事はチームをサポートするトレーナー業とプロアスリートやジュニアアスリートの専属トレーナーとしての仕事が主でした。
比較的に同じ人との関わり合いでしたので、自分の中の当たり前が良い意味・
悪い意味双方で出来上がりつつありました。
様々な子供たちと接する事で、自分自身の幅も広がり、スポーツや地域についても考えるきっかけとなりました。
当時の私は選手の姿をみれるのは、スポーツをしている時、スポーツに関わっている事をしている時のみでした。スポーツやトレーニングを教える事が仕事ですので何も不思議な事ではないですが、子供たちと出会う事で子供たちの人間味のあるところ、成長をじっくりと感じる事ができました。
スポーツで目標を持っている子もいれば、スポーツは仲間との繋がりとして
やっている子、頑張りたいけどちょっと自信のない子、できればスポーツをしたくない子、精神的に不安定な子、色々とあります。
スポーツは彼らの全てではなく、一部に過ぎず、彼らにとってスポーツがどのような存在になっていくのか?そんな事を子供たちを指導するようになって、考えるようになりました。かなり大きな事を私は勉強させてもらえました。
子供たちが影響を与え合う
その中で、大きく感じた事が子供たち同士が影響しあう事です。頑張っている子を見て頑張る子が一人また一人と増えたり、成長する子を見て「俺も!」と思う子が増えたり、上級生の動きを見て「僕も私もあんな風にできるようになりたい!」という想いの子が出てきたり。相乗効果が次第に見られるようになりました。
方法を教える事も大切ですが、「この場こそ意味があるんだな」と感じた時でした。アスリート塾は設立時からやりたい事が決まっていました。
①普段は接する事のない仲間と一緒に活動をする環境を作りたい
→新いコミュニティ作り
②異年齢での活動
→小学1年生から中学3年生までが一つの空間でトレーニングする事もありました
※プログラムは年齢によって変わります。
異年齢活動の一番の効果は下級生の子たちが伸びる事です。良いお手本があると、
それを見ているだけで成長が早いです。
子供たちの成長はものすごくスピード
設立当初のアスリート塾の塾生は高学年生が大半でした。
アスリート塾の特徴は在籍年数が長い事があげられますが、それは設立当時も同様でした。大人の1年とは全く別物で、小学生や中学生の1年の成長スピードには驚きが多かったです。それは、身体的な面、内面的な部分どちらも感じました。
こういった成長する姿を見て、私たちがアスリート塾で取り組むべき事がより具体的になってきました。例え何もできない子供がいたとしても、継続をして私たちも真摯に接していけば必ず成長します。そして、子供の成長に大きな充実感を感じている自分がいて、これを大切な仕事にしていきたいなと思ったものです。
次回は、設立初年度にアスリート塾で行ったスポーツマンシップ講習について書きたいと思います。