動きの再現性

今日で日本ジュニアゴルフ選手権競技が終了。
私も初日に選手の応援に行ってきました。
ジュニアゴルファーってかっこいいな〜なんて感じる場面も。
それは、私の娘もゴルフをやっているからでしょうか?理由はさて置き、今までとはまた違った魅力を感じる事が出来ました。

初日に観戦に行った時の模様は↓

今年の日本ジュニアは台風の影響もあり、初日に中断が相次ぎサスペンデットが続いて、大会運営の方々も、そして選手の皆さんと保護者の皆さんも体力的に大変な試合になったようです。
日没まで試合をして、翌日は朝一からスタートとなると睡眠時間の問題にも影響が出ますしね。
私が日本ジュニアを初めて観に行ったのは、7年前の事です。
その時の事は正直あまり覚えていませんが、徐々に関わるジュニアゴルファーが増えて行き、2年前までは毎年大会に伺っていました。
今回久しぶりに行ってみて、選手達の体作りに関しては以前よりもだいぶ進歩をしているように感じました。トレーニングの重要性も説かれていますし、プロ達の情報も入ってきまから必然とトレーニング環境作りが整備されているのかもしれません。しかし、その中でもトレーニングをしている(体を作っている選手)選手とトレーニングをやっていはいるけど、作り上げきれていない選手では見た目にも動きにもだいぶ違いがあるように感じました。

ゴルフは再現性がとても重要です。スイングの再現性もですし、1日目、2日目、3日目と疲労が溜まっていく中でのコンディションの維持も同様に大切。
身体の変化がスイングの変化へと繋がって行きますし。
いくつかゴルファーにとって必要なトレーニング要素をあげてみたいと思います。
・身長を伸ばす取り組み
・筋力
・マッスルバランス
・体幹の強さと可動性
・瞬発力
・重心のコントロール
・各部位を動かすモビリティ
・柔軟性
・肩甲骨の可動域
・パワーポジション
うーん、あげたらきりがありませんが、強さを出していけば良いわけではないので、少し難しい部分もあります。
上記に挙げたようにトレーニング内容も大切ですが、身体はトレーニングを重ねて「あー課題はこれだ」と感じる部分もありますので、絶対的なトレーニング量も必要かもしれません。
ジュニア期こそ、毎日のトレーニングプログラムをしっかりと組んで挙げられるような方法が作れたら理想的であるなーと思っているところもあります。

私がジュニアゴルファーのトレーニングで重要視しているのは、以下のパーツですです。
・体幹
・股関節
・肩甲骨
・足底
上記のパーツにフォーカスをしています。キネティックチェーン(連動性)なども取り組みはそれなりに行いますが、キネティックチェーンがうまく機能しない理由が各パーツがしっかりと動かないことが原因と捉えています。
一つ一つのパーツをしっかりと作り上げてから、連動性へ繋げても良いのではないでしょうか。
最終的には再現性を生み出すことがゴルフトレーニングの一つの目的です。
一つ一つのパーツに時間を割くと時間も必要になりますが、それでも下から一個一個積み上げていくほうが間違いがないのかな。
となると、行きつくところは、やはりトレーニング量でしょうか。
これまで様々なアスリートを見ても、トレーニングを長い期間かけて地道に続けている選手が最後に伸びてきている印象もあります。
世界に羽ばたくゴルファーが日本からたくさん生まれたらいいですね!

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