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愉しむ工夫をする大切さ

こんにちは。COZY大久保です。

今回の記事は、『愉しんで取り組むこと』の具体的な方法についての内容となります。今回の記事では、具体的に『愉しむことはどうすればできるようになるのか?』というお話しです。

前回投稿した『好きこそものの上手なれ』という記事とあわせて読んでいただくと、より良いイメージが浮かんでくると思います。もし気になる方は、こちらもあわせてご覧ください。

今回の記事を読んでいただくと、具体的に愉しんでやることがどういうことなのかが理解できると思います。そして、日頃の充実度を高めるアイディアにつながると思います。良いイメージを持つことで、スポーツへの取り組み方や考え方も変化していきます。指導者の方も普段の過ごし方や子供への見え方も変わってくると思います。

是非最後までご覧ください!

① 没頭することについて


人が、何かの物事に愉しさを感じているときは、時間感覚を忘れている状態になっています。いわゆる没頭状態です。これらを専門用語では【ゾーン状態】といいます。

簡単に説明するとゾーン状態とは、極限まで集中力が高まっている脳の状態のことを指します。アスリートでゾーンを体感した人は、ボールが止まって見える。周りの音が聞こえなくなる。シュートを外す気がしなくなる。などまるで漫画のような現象が自分の体に起こります。
私自身もスポーツの試合でゾーンに入ることがたまにあります。私は、野球では投手をしていますが『ミットにボールが入るイメージが常に湧いている状態』を体験します。この状態になると、3ボールからだったとしてもそこから続けてストライクを入れられる状態になります。(たまには、外れて四球になる時はありますが‥笑)

この極限の集中状態は、実は特別なことではなく皆さんも何度も体験している現象なのです。
例えば、読書や映画鑑賞。ゲームをしている時。友達と長く遊んでいる時。いい景色を見ている時などなど、時間を忘れて何かに夢中になっている時、このゾーン状態と同じ現象があなたの体に起こっています。皆さんの生活でも、一度は経験があると思います。これらの状態は、ある日突然覚醒するように起こるのではなく、常に遊び心を持って過ごしていたり、子供のような純粋な好奇心が起こしているものです。
それが試合で起きているかいないかというだけのことであり、試合で突然起こるものではありません。日頃から何かを楽しむことで作られていくものなのです。


こんな没頭状態が、練習でも作れるようになればなあ…と思ったそこのあなた。
実は、こういった状態を作る方法があるんです!
誰でも簡単にできることなので、次の章で紹介していきます。


②没頭状態を作る方法


没頭をするためには、遊び心を持つことが大切だと前章で説明しました。では、遊び心を育むにはどうすればいいのか?

それは、日常的に何かに興味を持ってみるということです。最近、私はスマートフォンでポーカーというトランプゲームをやり始めました。理由は、ポーカーは心理戦と言われておりそれが面白そうだったからです。最初は小さな興味でしたが、やっていくうちにかなり奥が深いものだと知り、今では毎日のように続いてしまっています。

こういった本の小さな何気ない動機を持つことで、楽しむ心が生まれていきます。スポーツも同じです。
どうやったら打てるんだろう?大谷選手はなんで165kmも投げれるんだろう?
そんななんてことない興味が好奇心を生み出し、次第に夢中になり没頭していくのです。

この時、気をつけて欲しいのはその動機に損得を持たせないことです。こんなことやっても何かにつながらない、あるいは子供たちに、そんなことしても将来何の役にも立たないぞ、なんて言葉はかけてはいけません。
確かに、その行為だけを切り取れば将来的な目標や夢には結びつかないかもしれません。ですが、その子の人生として捉えるとそのように興味に敏感になれるのは、その子の将来の目標実現や幸せにつながってくるのです。

ただただ、目先の利益やその場だけを見てやりたい気持ちから目を逸らす、あるいは奪うような真似だけはしてはなりません。習い事やスポーツで上手くなりたい人こそ、日常の過ごし方や触れる言葉に目を向けましょう。

③コンディションを整える大切さと方法


日本の風習として、根気よく頑張ることの大切さ。沢山の量をこなすこと。一つのことに集中してやり続けること。これらは、日本人の価値観では美学とされています。私自身もこうした考えはとても大切だと考えています。

ですが、時に頑張ることに目を向け過ぎて休むことを蔑ろにしている人がいます。頑張ることは大切ですが、休むこともトレーニング。時には、今取り組んでいることから離れてみたりすることは大切です。

また、身体だけを休めて『自分はしっかり休めている』と勘違いしてしまう人もとても多く見かけます。身体だけ休めても意味はありません。一番休めるべきなのは、脳なのです
脳も筋肉と同じように使えば疲労が溜まるようにできています。そんな疲労が溜まった状態にも関わらず、気持ちでなんとかしてしまおうとする人がとても多いです。
野球で例えるならば、300球投げた状態で最高の結果を求めているようなものです。はっきりいって絶対に無理ですよね。疲労が抜けた状態でパフォーマンスをする方が、何倍も良い結果をもたらしてくれます。

没頭したり楽しんだりすることにも体力を消費します。疲れ切った状態では、楽しんで日々を過ごすことができません。脳も良い状態を作ることが充実した時間や良い結果をもたらします。私が、常々やりたくないなら無理をしてやるなというのは、そういった考えがあります。無理をしてやってもかえってマイナスの結果を生んでしまうからです。

具体的に脳を休める方法としては、一番は睡眠です。睡眠は活動が最も少ないアクションです。そのため睡眠時間は絶対に確保すること。脳を休めて、より良いコンディションで短い時間でも練習する方が何倍も良い発見や結果につながります。アスリートならば夜更かしなどしてはいけません。

指導者の方も同じです。より良い状態で子供と接することが、子供にとっても良い影響をもたらしてくれます。
指導者の中で、子供達が言うことを聞いてくれない。やる気がないと言う方もいらっしゃいますが、本来そうならないように頭を働かせ工夫すべきなのは、指導者側です。そして、その工夫に必要な発想力や思考力も良いコンディションでなければ生まれずらくなってしまいます。
どの立場でも、睡眠の重要性は忘れないでください。

最後に、私がお勧めするのは【瞑想】です。近年では、かなり聴き馴染みのあるものになっているかと思います。
瞑想というのは、その場で楽な姿勢をとり、目を瞑って今現在に目を向けることです。今現在に目を向けるというのは、床の感触や呼吸の感覚、風の音など今その場で起きていることに集中するということです。
この時になるべく起こった過去の出来事や未来の出来事に目を向けないことです。もし、これが難しければボーッと空を見つめることをお勧めします。

瞑想の目的は、頭の中を空っぽにすることです。ストレスを一旦リセットする作業です。ぜひ取り入れてみてください。

まとめ


いかがでしたか?
日頃の生活や練習など取り入れられそうなことが、一つでもあればどんどん取り入れてみてください。

今後もこうした普段のスポーツライフや生活に役立つアイディアについて投稿していきます。よろしければ、是非フォローをよろしくお願いします。そして、ここまで読んでくださりありがとうございました。

COZY大久保

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