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川口野球専科が掲げるテーマについて

こんにちは。COZY大久保です。
今回は、3月から新しくスタートした川口野球専科の現在と今後の展望や理想像についてお話していこうと思います。

川口野球専科は、川口市で毎週木曜日に17時30分から行われています。3月にスタートしたばかりのクラスは、現在2名の小学生と活動しています。体験希望の小学生も続々と集まっており、今後も人数は増えていくのでは無いかと思います。

川口野球専科は、ふたつのテーマを掲げています。1つ目は、【全員が投手をこなせるようになること】です。具体的には、投手に必要なフォーム作りやドリル練習などを、毎回必ず行っているということです。

昨今の野球は、「投高打低」と言われるようになっており、ピッチャーの価値が高まってきていることや才能が開花しやすくなっています。
川口野球専科では、どんな子でも投手としてのポテンシャルを高めることが出来るスクールにしていきたいと考えています。投げる、という能力は野球であればどのポジションにも必ず役立ってきます。そして、コントロールが良い、速いボールが投げられる、というのは内外野問わずに必ず役に立ってくる能力です。ピッチャーとしての練習を通じて、投げる基本を身につけるという目的があります。

ウォーミングアップの様子

2つ目は【選手たちが「目的と目標」を持って練習にとりくめる環境作り】を目指しています。私は、野球専科の選手や体験に来た選手に対して「君はどういう選手になりたい?」と必ず聞くようにしています。多くの子供たちは「プロ野球選手になりたい」「試合で活躍したい」「上手くなりたい」という目標を持っています。

そこで、私は付け加えて「じゃあ、その為には何が必要だと思う?」と聞きますが、この質問に対してハッキリと答えられる選手は基本的にはいません。選手は「野球が上手くなりたい」という最終的に成し遂げたい目標は掲げていても、「野球が上手くなるために何をするべきか」という目的が備わっていないのです。

他にも、川口野球専科に体験で足を運んでくださる御家族さん達にもよく質問をされる内容で、「家だと子供があまり練習をしないのですが、どうすれば良いのでしょうか?」という質問をいただきます。子供たちが練習をしないのは、選手がただ怠けていることや野球がそこまで好きじゃないということではありません。

【選手自身がその練習を何のためにやるのかという目的が出来ていない】

というのが原因だと思っています。
この「目的意識」というものが川口野球専科では、一番初めに身につけてほしいものです。例えば、毎日歯を磨くことが出来るのは、「歯を磨かないと虫歯になるから」という目的を理解しているから、毎日取り組むことが出来るのです。

バッティング練習の様子。選手たちにどういう目的が練習にあるのかを、しっかり説明してから練習に取り組んでもらいます。


コントロールをよくしたいという目標があるのであれば、まずは何故コントロールが悪くなっているのかを選手としっかり話します。話していくと、段々コントロールの悪い原因が軸足で真っ直ぐ立てていないことが原因だとわかってきます。
そうしたら、その選手に必要な練習は「軸足で真っ直ぐ立てるようになるためのトレーニングやドリル」になります。このようにして、選手自身が自分に必要だと感じた練習は継続できるようになりますし、選手がその練習を通じて結果を出すことで、更にもっと上手くなるためにはどうしたら良いかと考えてくれるようになると思っています。

私が川口野球専科を通じて選手たちに学んでほしいことは

「自主性」と「論理的思考能力」

の2つです。

川口野球専科で選手に目的を持った上で練習メニューを与えて、練習を家でも継続できるためのモチベーションを作る取り組みを行っています。そうして結果が出たり、或いは結果が出なかった時に「なぜ結果が出なかったのか?」「どうすれば上手くなれるのか」という思考能力を身につけて欲しいと思っています。

特別高い身体能力や野球センスは、一切必要ないです。大切なのは「考えて野球をすること」なのです。どんなに良い練習内容でも、目的を理解しなければ続かず、闇雲に考えずに取り組んでも思うような結果は
絶対
に出ません。

川口野球専科では、そうした部分を一番育てることが出来る環境にしていきたいと考えています。
今、野球が上手くなくても

「上手くなりたい」
「活躍できるようになりたい」
「もっと遠くに飛ばしたい」
「速いボールが投げたい」

という気持ちを少しでも持っている選手は、大歓迎です。川口野球専科を通じて、野球が上手くなるための取り組みや練習を身につけていってほしいと思っています。

是非、ご興味があれば一度体験に足を運んでください。
私たちと共に、野球の楽しさを深めていきましょう😊

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