【読書メモ#10】友だち幻想 人と人とのつながりを考える 菅野仁
Youtube動画でリコメンドされており手にした1冊であるが、著者の菅野氏は、なんと大学の同じ研究室の先輩でした。
確かにこうした人と人との関係=社会性を学んでいたのだと再認識する機会に。
いまを生きるに当たっての社会性をしっかりと書いてくれている本です。
・中学生、高校生の子供を持つ親
・大学生
・教育者
・社会人で新人教育に当たろうとする方
にオススメかもしれません。
内容は、いまの「ダイバーシティ」の前段にあたる議論です。
すべからく自己は他者とは異なることを認識することからスタートし、その違いを受け入れ関係の社会性を作る。
というのが本書の一番言いたかったことかと理解。
むしろ、世の中には合わない人も必ずいるので、合わないと思ったら距離をおくことが大事。それを並存性と定義。
ともだち100人できるかな?
は幻想だということです。
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