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#130【絵本】メメンとモリ

今日はちょっと深くて分厚い絵本の世界へ📚
記録として感想を書いています。




今日の絵本

『メメンとモリ』

著者/ヨシタケシンスケ
発行所/KADOKAWA(2023年) 
 

 

もくじ

  • メメンとモリとちいさいおさら

  • メメンとモリときたないゆきだるま

  • メメンとモリとつまんないえいが



この絵本のテーマは・・・

著者が絵本で伝えたいことや絵本に込めたメッセージ。
私なりに感じたこの本のテーマは、

【生きることの意味】
【生きていく上での発想の転換】




私が感じた事

ヨシタケさんシリーズ。
これもまた子供向けではないですね^^;
おとぼけ感のあるかわいい絵と可愛い字で書かれた本ですが、伝えていることは大人に刺さる長編絵本。

生きていく上での悩みや考え方をテーマに、
「メメントモリ」のワードからもじった姉弟、
メメンという名の女の子と、
モリという名の男の子の、
日常を描いた3つのお話が入っています。

メメント・モリ: memento mori)は、ラテン語の成句で「死を想え[1]」「死を忘るるなかれ[2]」、つまり「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」といった意味の警句

(参考)Wikipediaより

お姉ちゃんのメメンが小さいのに達観している(笑)

人生のすべてを悟っているかのように、
弟モリの不安に優しく答えてくれています。

失敗した時
不安を感じた時
つまらない時
損したなぁと感じた時
生きる意味が分からなくなった時

ヨシタケさんの本を読むだけで、
ふっと心が軽くなって、
また毎日を恐れずに生きられると思います。

「なんのために生きてるのか」のこたえは、
まいにちちがっててもいいわよね。

『メメンとモリ』
メメンとモリとつまんないえいがより


昨日の『自由の牢獄』に引き続き、深いお話。

きっとエンデと同じくヨシタケさんも、
あちらの世界とこちらの世界のこと分かってらっしゃるんだな^^


大きな愛に包まれた時、
小さなことに恐れを感じずに、
生きられるのだなぁと思います。



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