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#058【絵本】アレクサンダとぜんまいねずみ

今日もどっぷり絵本の世界へ📚
絵本を読んだ記録として、感想を書いています。



はじめに

久しぶりにレオ=レオニの絵本。
洋書絵本と一緒に借りられました♪

以前感想を書いたねずみのはなしはコチラ



今日の絵本

『アレクサンダとぜんまいねずみ』

作:レオ=レオニ
訳:谷川俊太郎
発行所:好学社(1975年)

原書はコチラ


この絵本、要約すると・・・

要点をおさえた紹介文にチャレンジしています。
私の個人的な記録ですので、絵本に先入観を入れたくない方はスルーして下さいね。

この絵本は、




【ともだちをみつけたねずみのはなし】
谷川俊太郎さんの副題がついてたので、流用^^




私が感じた事

やっぱりレオ=レオニの絵本はいい^^
エリック=カールさんの影響だよね?コラージュが可愛い。
今回は設定が家の中やキッチンなので、背景のコラージュも布柄ものなど、おもちゃ、家具、小物などにセンスよく使われていました。
お庭のページに桜が咲いている木があって、何だか嬉しかったです^^

洋書絵本と見比べて読むと、やっぱり訳のセンスが光るところがあるので、楽しいです。

キイキイ音がする部屋で2人が出会う場面。

He sneaked in and what did you see?

『Alexander and Wind-up Mouse』より

しのびこんで、かれの みたのは なんだと おもう?

『アレクサンダとぜんまいねずみ』より


(読者への問いかけ方!!更にワクワク)

ぜんまいねずみのウィリーが、アレクサンダに不思議な話を聞かせる場面では、

I’ve heard,” he whispered mysteriously.

『Alexander and Wind-up Mouse』より

なんでも、」かれは ひみつめかして ささやいた。

『アレクサンダとぜんまいねずみ』より

(「ぼく、聞いたんだ、」って言いそうなのに、「なんでも、」!! 秘密めかしてっていう表現もステキ)


人から嫌がられる寂しさ、友達に出会った嬉しさ、
自分とは違う友達への羨望、共感、同情、
そして思いやり。
たくさんの気持ちがリズムよく折り込まれているストーリーで、子どもたちに優しくあたたかく教えてくれる絵本。コールデコット賞受賞作品です。良かった〜(*^^*)

他にも手元に置いておきたい絵本がたくさんある、やっぱりレオ=レオニがスキ。







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