見出し画像

がいこくえほん展

先日、憧憬社さんが開催する『がいこくえほん展』に行ってきました。

私が知ったのはInstagramでのオススメ広告。
コロナ禍で中止されていたそうですが、私の住んでいる町での開催はなんと10年ぶりなんだとか!2時間の定員予約制、3日間で8回の開催で全国各地を回っているそうです。


外国絵本といっても、世に出回っていないような絵本ばかり!
大型で色彩豊かな動物図鑑のような絵本や、マザーグースなどの古典的なもの、印刷に面白い工夫がある絵本、アートのような絵本などなどが並んでいて手に取ってみることが出来ました。


何といっても魅力はブックトーク。
その絵を味わうことが出来ても世界各国の言語なので、書かれている文字は分かりません。憧憬社の方が5冊程、絵本の内容を要約しながら子どもたちに分かりやすく読み聞かせしてくれたので、しっかり味わうことが出来ました。少しその様子が分かる動画がありましたので、ご興味がある方は↓


私が参加した会は、ファミリーが2組。上は5才の女の子、下はママに抱っこされたまだお喋りできない小さな女の子含め子どもは4人と少なかったのですが、ずっとお座りしてめくられる絵本のページを眺めてお話に耳を傾けていました。日本の戦争のことを外国の方が絵本にした少しナーバスなお話もしっかりトークについてきていて、エライ!
赤ちゃんが読み聞かせの声に反応して可愛い声を出しているのも微笑ましく、懐かしく感じました。こうやって読み聞かせしてあげることで、子どもはちゃんと反応し興味を持っていくのですよね。


昔はシリーズの百科事典や図鑑がある家が多かったし、外へ行けば遊びも自分たちで作ったりして遊んでいましたよね。ブックトークでも仰っていたようにホントその頃に比べると今は何でもすぐに手に入って便利な時代で、その代わりに子どもたちは考えることをしなくなってしまったのかもしれません。

うちは男の子だったので、小さい時はお外遊びが常。
おうち遊びは折り紙や新聞紙・段ボールなどを使った遊びもしたものの、音や光がでる絵本やおもちゃ・知育玩具などもすでにあって目を引かれ、その流れでTVゲーム、携帯ゲーム機へと自然と興味が移ってしまった部類です(笑)

家に色々な本があって一人でもそれを眺めて過ごす時間、もちろん親子で読み聞かせたり会話する時間をもつことが子どもの豊かな心をつくっていく。

その助けにと『がいこくえほん展』では世界の選りすぐりの良い絵本を紹介し販売されているんだなぁと思いました。セット販売なので決してお安い金額ではありませんでしたが、長い目でみると充分価値のあることだと思います。お嫁入り道具にもいいとか!


ブックトークの後は、たくさんの外国絵本を自由に見て回る時間。
そこでも都度都度絵本の内容を解説してくださいました。見ているだけでは内容がイマイチだったものも解説を聞くと更に感動したりして、おばちゃんの私もとても貴重で有意義な時間を過ごすことができました。

全国各地で開催されているなので、ご興味のある方はHPをチェックです^^
絵本展 | がいこくえほん展 | 日本

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?