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#124【絵本】火の鳥 いのちの物語
今日は絵本で手塚ワールドへ📚
記録として感想を書いています。
今日の絵本
『火の鳥 いのちの物語』
原作/手塚治虫
文・絵/鈴木まもる
発行所/金の星社(2024年)
この絵本のテーマは・・・
著者が絵本で伝えたいことや絵本に込めたメッセージ。
私なりに感じたこの本のテーマは、
【いのち/火の鳥】
私が感じた事
こちらも職場近くの図書室カウンター横にあった
「新しい絵本」コーナーからの一冊。
なんと、火の鳥!!
手塚治虫先生の作品は小さい頃テレビアニメでたくさんお世話になりましたが、「火の鳥」に関しては最近になってアマプラで黎明編を見たきり。
そんな私でもおぉ!となるのですから、ファンの方には待望の絵本かもしれません。
手塚先生の大ファンだった著者が文・絵を描いた火の鳥についての絵本。著者は中学生の頃から漫画家を目指すも、自分には向いていないとわかって画家・絵本作家になったそうです。でも、
ひょんなことから、まさかまさかで、小さな子どもさんたちからわかるような「火の鳥」の絵本を描くことになりました。最初恐れ多くて心が乱れました。でも巣にいる火の鳥の絵を描いたら、火の鳥がうれしい世界をおしえてくれ、楽しく絵が描け、この絵本ができました。
ふしぎな鳥、火の鳥。
羽が痛むと火山や炎に飛び込み、何も食べずに何百年も生きる。
そしてまた生まれ変わる。
火の鳥は なにもたべなくても いきていけるし、
しぬことはありません。
火の鳥は 宇宙や地球のこと、
いろいろないきもののことをしっている、
すべてのいのちのおかあさんのような鳥なのです。
初めは食物連鎖、地球の生態系について、
自然には無駄なことがまったくないということを。
そのあとで、手塚先生が描いた火の鳥のことを、
生まれてくる私たちのいのちのことを。
子どもでもわかりやすく絵本にしてくれています。
あとがきで書かれていたとおり、
この絵本を読めばやはり漫画を読みたくなりました。
壮大な世界観を描かれる手塚先生、やっぱり凄いですよね。今の子どもたちにも触れるきっかけとなればいいなと思いました。