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#096【絵本】ものいうほね

今日もほっこり絵本の世界へ📚
記録として感想を書いています。




今日の絵本

『ものいうほね』

さく/ウィリアム・スタイグ
やく/せた ていじ
発行所/評論社(1978年)




この絵本のテーマは・・・

著者が絵本で伝えたいことや絵本に込めたメッセージ。
私なりに感じたこの本のテーマは、

【芸は身を助ける】

ことわざにしてしまった(笑)





私が感じた事

先日読んだ記録『ねずみとくじら』に、絵本に造詣が深い絵本の虫さんがコメントしてくださって知りました。(いつもありがとうございます!)



今回の主人公は、ぶた。
オシャレさんです!お帽子を被り、つま先立ちした足元がヒールを履いているよう^^森や虫や花も綺麗な色で華やかに描かれています。
この絵のタッチもスキです。

原書タイトルは『THE AMAING BONE』
いびきやくしゃみ、風や雨の音、色んな音をまねたり、お喋りする骨なんですもの、それだけでアメイジング!そんな骨とぶたのパールが出会い…

こすいきつねは、おいはぎのように やすやすとだまされませんでした。おそろしいわにがいないとみると、こえがそこからでてくるような パールのバッグをのぞいて、ほねをとりだしました。(中略)「ものいうほねとは!まえからこういうものが ほしかったところだ」こういって、ポケットに ほねをいれますと、ほねがなかで、いくらうなったり、さわいだりしても、もうておくれでした。

『ものいうほね』より

きつねに捕らえられたぶたのパールを、ものいうほねはどうやって助けたのでしょうか??ひとりでに出てきた言葉のおかげでアメイジングな事が起きて…( *´艸`)


初め、タイトルから想像してこの絵本は教訓系?ホラー系?どんなストーリーなのかなと興味深々だったのですが、読んでみて「あぁ(*´ω`*)」と納得してホッコリ。
スタイグ作品のカラーでしょうか。ヒヤっとするのに全体にほんわかしていてハッピーエンド。スタイグ3冊目ですが知った気になりました(笑)

とってもかわいくて素敵な絵本です。

🍄追記🍄
絵本の虫さんの「note拾い2024」マガジンに追加していただきました!

ありがとうございます♪


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