#051【絵本】ヤマネコ毛布
今日もほっこり絵本の世界へ📚
絵本を読んだ記録として、感想を書いています。
はじめに
確か、作家あさのあつこさんの『ようこそ、絵本館へ』でオススメされていた絵本だったと・・・(笑)
今日の絵本
『ヤマネコ毛布』
作・画 山福朱実
発行所:パロル舎(2007年)
感じたこと
木版画の大型絵本です。
最初のページのヤマネコの顔が印象的!色合いも和風なくすみカラーで出されていて可愛いです^^
「たびに出ようとおもう。」
ヤマネコがハリネズミにそう言うところからお話は始まります。
タイトルの毛布とは、旅に出るヤマネコに選別として送った毛布です。
ハリネズミの発案で、ヤマネコとの思い出を森のみんながそれぞれ刺繍にした布をつなぎ合わせたもの。
決していい思い出とはいえない、ヤマネコの自由奔放な性格がよくあらわされたものばかり(笑)
ですがみんなヤマネコが大好きなことが伝わってきます^^
やっぱりほっこりするいい絵本だなぁ。
旅の途中で何かトラブルがあっても、この毛布で眠りにつくと森のみんながいつも側にいてくれるようなあったかい気持ちになって、また旅を続けていく勇気をもらえそう。
そんな風に想ってハリネズミは素敵なプレゼントを思いついたのかな。
ヤマネコの気持ちを尊重し温かく送り出すハリネズミがスキです^^
新しいことや場所へ向かう子どもたちに読んであげたいですね。
応援してくれる家族やともだちがいることを胸に、気持ちを新たに前へ前へと進んでいけそうな気がします。