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【2024絵本log】

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2024年に、私が読んだ絵本の記録。 年間で何冊読めるかな~?自己満足の感想メインです。
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#毎日note

#029【絵本】ことりをすきになった山

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 マクレーランさんという人類学者の女性が作られたお話です。素敵なお話に、更にカールさんの鮮やかなコラージュが彩りを添えています! 今日の絵本 『ことりをすきになった山』 エリック=カール 絵 アリス・マクレーラン 文 ゆあさ ふみえ 訳 発行所 偕成社(1987年) 感想 カールさんのいつもの素晴らしい絵は健在ですが、文章も多く入っているので、じっと聞いていられる位少し大きい子

#028【絵本】うたが みえる きこえるよ

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 エリック=カールさんシリーズ。 今回もさすが!絵もさることながら、構成力がすごいです。 今日の絵本 『うたが みえる きこえるよ』 エリック=カール さく もり ひさし やく 発行所 偕成社(1981年) 感想 この絵本にはほとんど文章がありません。 はじめのページにバイオリニストが現れて、こう伝えるだけ。 バイオリニストが奏でる音が、エリックとカールさんの色で表現され、

#027【絵本】八郎

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 こちらも読んでみたかった絵本。 『モチモチの木』コンビ、 斎藤隆介さんと滝平二郎さんの作品です。 今日の絵本 『八郎』 斎藤隆介 作 滝平二郎 画 発行所 福音館書店(1967年) 感想 またうっかり笑、涙してしまう絵本でした。 こんな風に方言で綴られた物語。 絵は、白黒の版画で力強く描かれています。 線太で迫力があり主人公の八郎、男前!! 秋田に所縁がなく方言もあまり聞

#026【絵本】ペレのあたらしいふく

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 またまた古いですが読んでみたかった絵本です。 『ピーターラビットのおはなし』のビアトリクス・ポターに匹敵すると言われたスウェーデンの絵本作家さんの作品です。 今日の絵本 エルサ・ベスコフ さく・え おのでらゆりこ やく 発行所 福音館書店(1976年) 感想 オススメですが、実は内容知らずに読みました(笑) 水色でやわらかいタッチの表紙で読んでみたいと思いましたが、中身の絵も

#024【絵本】マーシャとくま

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 絵を描かれたのが『てぶくろ』のラチョフの絵本。 ロシア民話です。 今日の絵本 ロシア民話『マーシャとくま』 E・ラチョフ え M・ブラトフ さいわ うちだ りさこ やく 発行所 福音館書店(1993年) 感想 薄い絵本だと思ったら、ページ数も少ない! でもとっても絵がステキです。 ページが少ない分、文が多くなるのか、 左ページは、文章がびっしりと書かれています。 右には、大

#025【絵本】こんとあき

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 林明子さんの、読みたかった絵本。 以前読んだ『きょうはなんのひ?』の絵を描かれた方です。 人気のある絵本で、グッズもたくさん出てるんですね~。 今日の絵本 『こん と あき』 林 明子 作 発行所 福音館書店(1989年) 感想 絵がほんとにかわいい~(*´ω`*) 生まれたてのほわほわの赤ちゃんの頃、 ハイハイし始めた頃、 くつを履いてすっくと立った様子、 ビックリした

#023【絵本】おほしさま かいて!

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 叔母から譲り受けたエリック=カールさんシリーズ。 今回の訳者は、 あの『100万回生きたねこ』の佐野洋子さんです! 今日の絵本 『おほしさま かいて!』 エリック=カール 作 さの ようこ 訳 発行所 偕成社(1992年) 感想 最後のページにこの絵本が出来上がったきっかけが、 エリックさん直筆で読者に向けて書かれたお手紙形式で記されてあります! ファンにとっては嬉しいですね

#022【絵本】しろいうさぎとくろいうさぎ

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 うさぎの愛の物語で有名なこの絵本。 英語版のタイトルは 『THE Rabbits’ Wedding』です^^ 今日の絵本 『しろいうさぎとくろいうさぎ』 ガース・ウイリアムズ ぶん/え まつおかきょうこ やく 発行所 福音館書店(1965年) 感想 文章から絵本を読む私でも、この絵本のうさぎの可愛らしさといったら!絵に釘づけです。 まだ子供のうさぎに見える2人ですが… 恋の

#021【絵本】大地のうさぎたち

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 先日Instagramでフォローしている方が紹介されていて読んでみたいと思った絵本。 図書館蔵書検索したら、なんとありました! ネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民)の暮らしぶりをうさぎの絵で表現された本です。 今日の絵本 『大地のうさぎたち』 作 グロスマン・バージニア 画 シルビア・ロング 訳 ぬくみ ちほ 発行所 パロル舎(1997年) 感想 昔天然石にはまった頃から

#020【絵本】もりのなか/また もりへ

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 昨日と同じくエッツさん作の絵本。 『もりのなか』が、わたなべしげおさんに手渡された件の絵本。 続きのお話が『また もりへ』です。 今日の絵本 『もりのなか』 『また もりへ』 マリー・ホール・エッツ ぶん/え まさき るりこ やく 発行所 福音館書店(1963年/1969年) 感想 横長のオレンジ色の表紙とは対照的に、 中は、『もりのなか』をイメージした暗いモノクロです。

#018【絵本】わすれられないおくりもの

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 最近は古い絵本ばかり読んでいます。 これはどこで知ったオススメ絵本だったっけ?(Instagramかな?) 読んでみたくて借りてきましたが、 カバーにあったシリーズを読んでからにすればよかったかな? 今日の絵本 『わすれられない おくりもの』 スーザン・バーレイ さく え 小川 仁央 やく 発行所 評論社(1986年) 感想 大切な人が亡くなった経験をした人に、 愛とやすらぎ

#019【絵本】わたしと あそんで

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 作者マリー・ホール・エッツさんは社会学を学び子どもの福祉のために働いていた方で、健康を害されお年を召してから絵本を書き始めたそうです。 その頃でしょうか?以前読んだわたなべしげおさんの本には、アメリカの児童図書館員時代に偶然エッツさんと出会い、当時はこんな所に居るのが珍しかった日本の若い男性に「もらってくれないかしら?」と絵本をいただいたという素敵なエピソードがあって、エッツさんの絵

#017【絵本】 ニコラスどこにいってたの?

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 渡辺茂男さんの本で、 翻訳の違いにますます興味を持ったので、 洋書絵本コーナーにあって日本語版もあった レオ・レオニのこの本を図書館で借りてきました。 今日の絵本 『ニコラスどこにいってたの?』 レオ・レオニ 作・絵 谷川俊太郎 訳 発行所 佑学社(1988年) 原書はコチラ 感想 やっぱり谷川俊太郎さん!! 私のつたない(グーグル翻訳の力も借りた)直訳と比べちゃダメです

#016【絵本】かもさんおとおり

今日もホッコリ絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 まずは一言 今日もわたなべしげおさんの本を読んで、 読んでみたくなった古い絵本を。 今日の絵本 『かもさん おとおり』 ぶんとえ ロバート・マックロスキー やく わたなべ しげお 発行所 福音館書店(1965年) ※今Amazonさんに原書しかないようです。 感想 リトグラフというのでしょうか? 茶色の線だけで描かれた絵本です。 アメリカ・ボストンが舞台の、 かもの夫婦が子作りのため