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【2024絵本log】

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2024年に、私が読んだ絵本の記録。 年間で何冊読めるかな~?自己満足の感想メインです。
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#読書記録

読みたかった児童書『サンタクロースっているんでしょうか?』 子どもの質問に答えたある新聞社のお話とその続編を読んで。

以前から読んでみたかったクリスマス関連の児童書。 1897年ニューヨーク・サン新聞社に手紙を送った8才の少女と、9月21日の社説で愛情を込めて返事した記者についての2冊。 『サンタクロースっているんでしょうか?』  子どもの質問にこたえて 訳/中村妙子 絵/東 逸子 発行所/偕成社(1977年) 『サンタの友だち バージニア』  「サンタはいるの?」と新聞社へ投書した少女 著/村上ゆみ子 絵/東 逸子 発行所/偕成社(1994年) 永遠の問い「サンタさんって本当に

大人のための”絵本の処方箋”を読んで。

noteでこの本の存在を知った。 お店を知ったのも最近だが、有名な東京にある子どもの本の専門店『クレヨンハウス』のオーナーであり作家の落合恵子さんの本。 本について 『絵本屋の日曜日』 著者/落合恵子 出版所/岩波書店(2006年) 出版されたのはお店を始められて30年経った、著者61才の年。 絵本を求めて来店するお客様とのエピソードもあるが、文章には認知症のお母様のこと、亡くなった愛犬のこと、大好きな植物のこと(著者は素人園芸家だと)などが盛り込まれ、絵本1冊ずつ10

ドイツの童話を読んでみたら、おもしろいだけじゃなかった話。

つぶやきやエッセイなどを楽しみにお邪魔する芋けんしーさんの記事で、楽しい童話と出会えた! ドイツの児童文学作家プロイスラーの名作。 国際アンデルセン賞作家賞(次席)を受賞されている。 小学3,4年生が対象となっているこのような本は、文字数が格段に多くなるけれどお話がおもしろければ、どんどん読める。読まずにはいられなくなる。 私も、のめり込むタイプなのでそういう時は周りの声が聞こえなくなる。小学生の時「ご飯やで~」の呼びかけも生返事で、よく母に怒られたのを思い出した。

#048【絵本】翻訳できない世界のことば

今日もほっこり絵本の世界へ📚 絵本を読んだ記録として、感想を書いています。 はじめに noterさんの紹介記事をみて、読んでみたくなりました( *´艸`) 絵本というか、言い表せない感情を世界のことばで表現した辞書とでもいいましょうか? 表紙もとてもカワイイし、きっと読んではうっとりするに違いない(*´ω`*) 今日の絵本 『翻訳できない 世界のことば』 著者/イラスト エラ・フランシス・サンダース 訳者/日本語描き文字 前田まゆみ 発行所 創元社(2016年)