FXで勝てるようになるまで3-インジケータやセットアップ、なぜあなたが負けるのか
さて今回はチャートやインジケータについてお話していこうと思います。
これまでの記事で、聖杯や心持ち等を説明してきているので、理解できる事も増えてくると思います。
私が投資をする前のセットアップ
1.
日足の確認
20SMAより上なら買いのイメージでチャートを見ていきます。
白い実線が200SMA
白い点線が20SMA
2024/8/30時点のチャートでは、買いのイメージでチャートを見ていきます。
2.
サイクル理論で方向性確認
私はパソコン2モニターです。
2枚目のモニターはトレーディングビューでサイクル理論の考察のみ行います。
サイクル理論は4Hチャートで分析出来る方には本当に向いていると思います。
現状だとそろそろ下がってもおかしくない、の考察です。
3.
4時間足、1時間足でフィボナッチを引き、クラスター(重なる部分を探す)
現状は大きめのターゲットに到達している。
しかし大きく下がるわけではない為、もう一度上げてから落とす可能性が高い。
ショートを集めるためにレンジになる可能性が高い。
最終考察
レンジになる可能性が高いため、買でも売りでもなく、流れについていくことにする
再度上の可能性が高いため、ちょこちょこ落としてショートを集め、それを殺して養分に上げる可能性がある
ならばそれを利用して行くことにする
損切り幅を20 pipsにし、利確幅を100pips、
短期的な売りをする事にします
売る為に必要なフィボナッチを引きます。
15分足で売り手がどこに溜まってるかをフィボナッチで確認します。
そこをゾーンとし、そのゾーン付近での売りを狙います。
次は5分足で上がるフィボナッチを引き、上昇の最終到達点を探します。
売りの防衛ライン(ゾーン)と買の到達点が重なる(クラスター)ポイントを発見できました。
そのゾーンを抜けたら損切りなので、損切り幅は16pips程になりそうです。
今のボラリティなら24時までに100pipsぐらいは下がりそうなので2本エントリーしました。
1本を1次ゴールで利確し、2本めを100pipsまで伸ばします。
実際の取引中の画像です。
1本がtpに到達し、利確された瞬間です。
説明するためにあえてフィボナッチの色を揃えています。
重なってる(クラスター)部分の色が濃くなってることがわかると思います。
わかりやすくいうと、売り手のここを抜かれたく無い防衛ライン+この下げを作った人が潜んでる場所+短期的な買い手の利確ライン+売り手の売りましラインが重なっています。
なので特に苦労もなく達成しました。
71.9pips.
128.1pips
2本利確出来ました。
フィボナッチをちゃんと勉強してる人ならついてこれていると思います。
私のメインインジケータは基本フィボナッチです。
特にGOLDはフィボナッチがめちゃくちゃ効きます。
バチバチに効くのでGOLD取引をしている人はおすすめです。
あとビットコイン、ユーロ円もかなり効きやすいイメージです。
個人的にフィボナッチが美しく機能している画像を載せておきます。
後表示させているのは自分で数値いじって作った4Hサイクル理論インジケータ
世界時間やpipsを表示させるインジケータ
損切り幅を直感的にわかるための20pips表示インジケータ(画面右側の赤い縦ライン)
ハーモニック表示してくれるインジケータ(軽い根拠の後押し)
気づいた方もいるでしょうが、フィボナッチ大好きマンで、黄金比系で取引しています。
ボリバンや色々試しましたが、背が明確にあるので損切り幅を最低ラインに出来ることが一番のフィボナッチを使う理由です。
なので10連続損切りして、一撃で500pips取る、みたいなスタイルが多いです。
特に今の時期だと簡単に1000pipsとか動いたりしますよね。
後は未来指針であること。
先がちゃんと分かるので、どこでエントリーするか、どこで利確するかが明確。
基本インジケータは過去指針なんです。
現状できてしまってるチャートに対して何らかの数値を掛けたり足したり平均化したりしてインジケータが作動します。
つまり過去を表示してるだけなんです。
僕たちは何も映ってないチャートの右側にかけるわけなので、過去指針をあまり信用してないのもあります。
といいますか単純に制度が低いので、美しいと思えないんですよね。
MAも判断基準ぐらいにしか使わないし。
極力自分で自分の取引に責任を持つためにも、チャートはシンプルに、かつ自分がちゃんと理解してるインジケータを。
シグナルとか、ラインタッチで売買してると負けますよ!
ちゃんと調べて自分の物にしましょう。
例えば今のGOLDのチャートで言えば、
なぜ下がらないのか
今の上昇波を作った人はどこで買いを入れたのか
その人の最終防衛ラインはどこなのか
その人達が目指してるところはどこなのか
どこまでチャートを落としたら買いを殺せるのか
売り始めるタイミングやライン
三尊の三本目の到達点
三尊が起こる理由、効く理由
等は、全てフィボナッチでわかります。
フィボナッチ1つで、かなりの事がわかると思います。
ただそうなるまでにブツブツ言いながらチャートをいじくり回してフィボナッチ引きまくって勉強した過去があります。
インジケータのことをちゃんと勉強して、自分の物にして、武器にしましょう。
もちろんフィボナッチは最強ではなく、年末年始や米国市場休みの日等はフィボナッチが機能しなくなったりします。
まぁそんな日は取引しなければいいだけです。
勉強する日にすればいいんです。
繰り返しますがラインタッチで売買、シグナル出たから売買、はだめですよ!
絶対に負けますからね!
それはほぼただの逆張りになるからです。
そして皆がライン引けるようなところは、仕掛け易場所でもあります。
チャートを大きく動かすためには、そこめがけて買いや売りを仕掛けるだけです。
仕掛けやすい所で売買してる人たちを損切りさせることで初めてチャートを動かせるんです。
皆が、勝てない理由はまさにそこにあります。
売買した次点で、殺されるのが確定の場所で売買してるからなんです。
なんで俺だけ?
おれのチャートを監視してるのでは?
そう思ったことあると思います。
そうなんです。
あなたが売買してるポイントは後で必ず駆られる場所なんです。
つまり勝つためには、殺される側から殺す側に回らなければだめなんです。
誰がどこで買っていて、どれだけ売ればそいつらが死んで、そのエネルギーを利用してチャートを動かすか、の目線でチャートを見ればもう少し売買する場所が変わるかもしれません。
あなたのポジションが駆られて、駆られた瞬間にあなたが掛けていた方向に爆裂に伸びていくのはそういう事です。
いいですか、前も言いましたがエリオット波動の3波目を取るためにーとか言ってる配信者は詐欺ですからね。
ブロック&損切りですよ。
エリオット波動なんて出来てみないとわからない事の方が多いじゃないですか。
伸びて伸びて伸び切って、反転して初めてそこが3波だった事がわかるんです。
エリオット波動の3波目を狙う!なんていってたら狩られるに決まってるんですから。
しかも反転する瞬間なんかは、夜中だったり、指標だったり、一般の人が取りにくくて怖いところなんですよ。
ほんと一瞬で急反転したりするでしょ?
そんなリスク高い所狙う必要無いんですよ。
そんなのは機関投資家やAIに任せとけばいいんです。
エリオット波動は、波動通りになっている時こそ危ないんです。
皆それを信じて売買するので。
つまり買いやすい人が多いポイントが絞られてくるんです。
そうなったらそこは狩られるわけで。
つまり勝つためには、エリオット波動を作る側に回らないとだめなんです。
誰がどこにいるか理解して、
そいつ等を殺しつつ、上げるためにはここまで下げてここから反転する、ぐらいは理解した上で活用するんです。
作る側の意識に立って、初めてエリオット波動は機能し始めると思います。
フラクタル構造とか考えなくていいです。(これを語ってるやつも詐欺師多し)
本当に必要なのは、例えば上昇相場なら、
上昇波を作ろうとしている人がいて、それを殺そうと売る人がいて、下がったけど買いの防衛ラインでしっかり反発した、そこが買いをいれる場所なんです。
いいですか、ラインタッチじゃない。
売りを殺す側に回るんです。
一番売りが抜けたい所、一番買われたく無い所で買うんです。
順バリしていても、負ける理由はここにあります。
殺されにくい場所がちゃんとあるんです。
決着がついてから買えるような簡単なポイントは、狩るために放置されてるだけです。
牧場と一緒なんです。
そこには必ずハンターが現れます。
決着を付ける側に回らないとだめですよ。
少し難しかったでしょうか?
その目線でもう一度チャートを見てみてください。
あなたの売買ポイントは変わるはずです。
今までの記事をちゃんと理解できていれば、
意識を変え、伝説のノートを手にし、損切りという聖杯を使い、チャートを作る側に回る事ができるはずです。
もう一人前の投資家ですね。
殺し屋と言っても差し支えないかもしれません。
無表情で損切りをし、「おいおいトニー、そんな所にいたら俺が食っちまうぜ?」とか言い出し始める貴方は完全に捕食者側にたった投資家です。
次回は、フィボナッチの活用方法やそれを使ったエントリーポイントの場所の出し方、インジケータの数値や解説、もっと細かい実践的な解説になると思います。
3記事目ですが、ちゃんと理解できるまで読んでいただければそれだけでも勝てるようになると思います。
理解できてる人は次を待ってください。
理解できてない人はもっと何回も繰り返し読んでほしいです。
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