見出し画像

ドラマ 「ドクターX」シーズン1

みなさん、こんにちは。

12月に公開される劇場版をきっかけにドクターXシーズン1を観てみました。
ドクターXに関してはほとんど観たことはなく「私、失敗しないので。」のセリフを知ってるくらいの知識でした。
結論から言うと…
もの凄く面白かったです。

ざっくりしたあらすじから言うと、
フリーの外科医、大門未知子が大学病院に雇われるところから始まり、信じられないような医療スキルで数々の患者を救い、最後は病院との契約が切れて海外に手術の修行にいくところまでを描いた医療ドラマです。

まず観終わって感じたことは、
すごく絶妙なバランスで成り立ってる物語だな、と言うことでした。
唯我独尊、一匹狼で自信家の大門未知子というキャラクターと人の命を扱う病院というマッチは一歩間違えば一気に物語として崩れていってしまう危険もあると思います。
これ以上大門未知子のわがままや主張が突きでればみてる側は彼女に対して不信感を感じるだろうし、逆に回を追うごとにどんどん丸くなっていったとしたらそれもそれで説得力に欠けていくと思います。
そんな難しい設定の中で見事に最後まで完璧なバランスで成り立ってると感じました。

そしてこのドラマの性質上、チームワークや仲間という側面を描くことは出来ません。
大門未知子からみて、またそれと同じ視点で観る視聴者からみて好感が持てる人物は病院内にほとんど出てきません。強いて挙げれば内田有紀演じる城之内先生くらいです。
他はほとんどヴィラン、悪者です。
大門未知子が完全なるワンマン主人公。
そういう意味でこのドラマはヒーロードラマとも呼べるかもしれません。
ウルトラマンがスペシウム光線で敵を倒すように、仮面ライダーがライダーキックでやっつけるように、
大門未知子が「私、失敗しないので。」の決め台詞と共に圧倒的な手術スキルで敵を黙らせる。その為の物語であり視聴者側もそこに痛快さを覚える。
このワンマン主人公の構図を重くてシリアスなイメージの病院と掛け合わせて、完璧なバランスで描いたのがこのドラマの他とは一線を画す部分だと思います。

面白すぎてシーズン1一瞬で観終わってしまいました。
ドラマはシーズン7まであるのでコツコツ続きも観ていきたいと思います。
とりあえず劇場版楽しみです!!

いいなと思ったら応援しよう!