【そのままパクれる】イベント走り用企画配信の作り方
「イベント」を「最高の一週間」にする工夫、しちゃいませんか?
はじめまして。
Vライバー事務所【Cozy】準備中の"わお"と申します。
事務所テーマは「恒常的に応援され続けるライバー」を生み出すこと。
以後お見知り置きをお願いいたします。
それでは本題に入ります。
この記事では
僕が音声配信アプリで「イベント」を走る際に
大切にしていた「企画配信」の作り方を綴ります。
プラットフォーム問わず
配信者・ライバーのみなさんのお役に立てたら幸いです。
もちろん、まだ配信界隈に馴染みのない方もぜひ読んでみてください。
ぜひ、そのままパクってください。
イベントを走るための企画配信
0-1 企画配信とは?
下記記事で、「企画」を作る際に僕が意識していたことをまとめています。お時間のある方は読んでみてください。
今回は「企画そのもの」ではなく
「イベント時における」企画配信の作り方で
僕なりに工夫していた点をまとめてみました。
0-2 イベントとは?
配信における「イベント」とは
プラットフォーム内で主に週次で開催される催しです。
イベント参加者は
イベント開催期間中に配信で獲得した
「ギフト(投げ銭)」の総合スコアで
他のライバー・配信者と競い合います。
イベントで上位に入賞すると
プラットフォーム内外で豪華景品を受け取ることができます。
参考①👇(IRIAM)
参考②(HAKUNA)👇
参考③(Radiotalk)👇
参考④(Wacha)👇
僕は過去に音声配信アプリで
「イベント」1位を3回、3位を2回経験し
月額のギフト(投げ銭)額はアプリ内総合2位を獲得しました。
(2024年3月)
そんな僕が音声配信アプリで「イベント」を走る(闘う)際に
必ず仕込んでいた考え方を紹介します。
もちろん、配信者・ライバーによって考え方や作り方は異なるため
あくまでも参考として読んでいただきたいです。
1 必ず「企画」をする必要はない
まず前提として、
「イベント」期間中に必ず「企画配信」を行うルールは、
基本的にありません。
通常の雑談だけでもイベントに参加することは可能です。
あくまでも競うのは「ギフト(投げ銭)」の総合スコア。
「配信のクオリティ」や「面白い企画」が
スコアに反映されることもありません。
しかし、
せっかくイベントに参加するなら
「本気でワクワクすることしたい。」が僕の想いでした。
そのため僕はイベント期間中に
「企画配信」をメインに行っていました。
2 イベントでは「企画」を単体で考えない
イベントには必ず開催期間があります。
週次であれば、当たり前ですが「7日間」となります。
僕は、この「7日間」を「1×7」ではなく「7×1」で捉えていました。
つまり、
「7日間、毎日何かしらの企画を行ってイベントに入賞する」ではなく
「7日間かけて1つの企画を完成させてイベントに入賞する」考え方です。
例えば
「24時間マラソン」を
「1時間走るのを24回行って完走する企画」と捉える人は珍しいでしょう。
「24時間かけて1つの企画(マラソン)をする」が自然だと思います。
配信におけるイベントでは前者も後者も間違いではなく
配信者・ライバーのスタイルによります。
僕は後者の捉え方でイベントを走っていました。
ここからは「じゃあどうやって企画つくるの?」を解説してみます。
STEP.1 「テーマ」を考える
初めに僕はイベント期間中(7日間)に一貫する「テーマ」を考えていました。
具体的に僕が一位に入賞したときの「テーマ」は下記の3つです。
「みんなの力で輝くライバー」になる
「僕が配信を続ける理由」を伝える
「過疎プラットフォームの限界」を超える
後ほど詳細は説明します。
STEP.2 「型」を考える
つづいて、「テーマ」に合わせて
イベント用企画の「型」を決めます。
型を決める理由は
はじめにお伝えした「企画の捉え方」にあります。
「7日間かけて1つの企画を完成させてイベントに入賞する」
そのために、どのようにイベントを走るか?
を「型」で表現しています。
型は二種類あります。
大企画の中で小企画を行う型
大企画のために小企画を行う型
こちらも例を挙げさせていただきます。
1. 大企画の中で小企画を行う型
「大企画」の中に「小企画」コンテンツが内包される企画の例です。
先に例で挙げた「24時間マラソン」で例えると
「24時間マラソン」を「小企画」とした場合
「24時間テレビ」が「大企画」になります。
イメージは下記。
「24時間テレビ」のなかに「24時間マラソン」「アイドルライブ」「チャリティー募金」「障碍者インタビュー」「オリジナルドラマ」など多くのコンテンツが詰まっています。
配信プラットフォーム内の「イベント」期間中に
一貫して「大企画」を行いつつ、そのなかで「小企画」を挟んでいく型。
これが「大企画の中で小企画を行う型」になります。
2. 大企画のために小企画を行う型
「大企画」につなげる「小企画」コンテンツが付随する企画の例です。
先に例で挙げた「24時間マラソン」で例えると
「24時間マラソン」を「大企画」とした場合
「選手選考」「練習風景」「事前インタビュー」などが「小企画」になります。
イメージは下記。
「選手選考」「練習風景」「事前インタビュー」などの「小企画」を経て、「大企画」である「24時間マラソン」に繋がります。
配信プラットフォーム内の「イベント」期間中に
様々な「小企画」を行い、最終日に「大企画」へ繋ぐ型。
これが「大企画のために小企画を行う型」になります。
どちらの「型」でイベントに参加するかは
最初に決めた「テーマ」から「大企画」のイメージを連想して考えていました。
僕が一位をいただいたときのテーマを振り返ります。
「みんなの力で輝くライバー」になる
「僕が配信を続ける理由」を伝える
「過疎プラットフォームの限界」を超える
テーマから、ふと思いついた「大企画のイメージ」を書いてみます。
「みんなの力で輝くライバー」になる
大企画:「前代未聞!コラボ配信イベラス!」
「僕が配信を続ける理由」を伝える
大企画:「配信に来てくれた方にだけ、隠してたことを伝えます。」
「過疎プラットフォームの限界」を超える
大企画:「4日間でフォロワー数95増やす耐久」
※イベラス=イベント終了直前に行う配信のこと。
※3つ目イベント関係ないと思われそうですが、後で説明します。笑
続いて、それぞれの「大企画のイメージ」をどちらの型に当てはめるか検討します。
①大企画:「前代未聞!コラボ配信イベラス!」
→イベラスを迎えるまでの全配信を「コラボ」にして、最終日に特別なコラボを行いたい。
→「大企画のために小企画を行う型」
②大企画:「配信に来てくれた方にだけ、隠してたことを伝えます。」
→イベント最終日の配信に訪れてくれた方にだけ、特別なメッセージを伝えたい。イベント中は、最終日に伝えるメッセージに沿った企画を行いたい。
→「大企画のために小企画を行う型」
③大企画:「4日間でフォロワー数95増やす耐久」
→イベント期間中「耐久配信」を行いたい。「耐久配信」のなかにギミックを仕掛けて、ただの耐久ではない楽しいコンテンツにしたい。
→「大企画の中で小企画を行う型」
STEP.3 「大企画」「小企画」を考える
ここまで「テーマ」と「大企画のイメージ」と「型」が決まったら
いよいよ「企画内容」を具体的に練っていきます。
企画の練り方はアイデア勝負ですので…。
皆さんの力の見せ所です!!(笑)
最後に僕が実際に行ったイベント走り用企画を紹介します。
3 イベント企画実例紹介
①スーパーハイパーマジカルミラクルベリーエンジョイゲキヤバずっラブけいSPウィークみんな愛してる2024.3
イベント企画テーマ:僕が配信を続ける理由を伝える
テーマ理由:僕自身が記憶障害を経験した過去がある。明日の記憶には残らない思い出をひたすら「記録」していた20歳の頃。それから5年後、障害は回復。配信と出会う。配信を通じることで、誰かの記憶に「僕」が残ることや、僕の記録に「あなた」を残せる楽しみを見出した。これからも皆さんの記憶に在り続ける存在でいたい。皆さんを記録していきたい。そんな想いと、感謝を伝えるためのテーマ。
型:「大企画のために小企画を行う型」
大企画:イベラス配信にお越しいただいた方だけの特別企画
内容:イベラス配信で開催
・僕の過去の記憶障害の話・配信への想いを初カミングアウト
・配信に対する想いを綴ったオリジナルソング「memoly lifetime」披露
・企画タイトルが長文な理由を解説
→誰も興味のないタイトルなんて覚えられない。すぐに忘れてしまう。でも僕が今、配信をしている時間に、僕のことに興味を持って足を運んできてくださる方々がいる。はじめは僕も、この企画のタイトルくらい誰にも覚えられない存在だったはず。それから皆さんと関わり合う仲で、皆さんの記憶に残る存在になってきた。これからも、皆さんのなかで僕が忘れられずに残り続けますように。
(改めて書くとめちゃくちゃ恥ずかしい。)
小企画:誰かの記録に残る「さまざまなシーンの僕」を演出
①ラジオ番組配信
②音楽祭
③雑学王クイズ大会
④萌え萌えキュン企画(他配信者様の企画)にて参加
⑤声劇企画
②限界凸破GoldenWeekフォロワー400耐久
イベント企画テーマ:過疎プラットフォームの限界を超える
テーマ理由:僕がメインで活動していたプラットフォームは、まだまだ新しいアプリで1日に増えるユーザ数が多くて3~5でした。狭い世界でのリスナー獲得合戦や、「○○ってアプリの配信者」の型にはまるのが嫌いだった僕は、配信媒体の境界線を越え、4日間で95フォロワー増やす「プラットフォームの限界」に真っ向から挑戦しました。
型:「大企画の中で小企画を行う型」
大企画:フォロワー400耐久
内容:イベント期間中、常時開催
・イベントテーマの理由を解説
小企画:耐久配信中、さまざまな「限界」を超える企画実施
①コラボ数の限界凸破:イベラス日以外、凸自由
②ギフトの使い道限界凸破:いただいたギフトの還元分の額で出来ることをリスナー様の指示でなんでも実行かつ、全部配信で生中継
例)「プリキュアのガチャを引く」「酒買って雑談」「激辛ソース完食」「コンビニ店員にオネエ風に話しかける」「粘土でフィギュアつくる」「母の日に母ちゃんにプレゼント贈る」「知らん漫画買って最終話を予想して語る」
③プラットフォームの限界凸破:他アプリの配信者・ライバーとXを通じて4日間交流。配信に訪れていただき、コラボで自己PRしていただく。
④次元の限界凸破:リア友・親族などを招いて僕と話してもらう
4 伝えたいこと
配信界隈に精通している方からすると「イベント」と聞くだけで
「スコア合戦」「ライバルとの勝負」になりがちです。
しかし、本来はもっと「楽しむための催し」でいいはず。
現に、楽しんだからこそリスナー様に応援をいただき、入賞を得ました。
一番の勝負は「昨日までの自分より楽しめているか」。
今回ご紹介した「イベント企画のテーマ」「型」「大企画」「小企画」を取り入れるだけでも、より色濃いイベントになるのではないでしょうか。
特に、僕が現在準備しているVライバー事務所のメインプラットフォームになる「IRIAM」では、「キャラクター」が大きな特徴です。
「1週間かけて物語を紡ぐ」「イベント期間で最強のグループをつくるドキュメンタリー」「ボイスドラマが毎日更新され、最終日に大きな謎が仕掛けられる」などなど。
工夫次第でワクワクできることは沢山あるように感じます。
お声がけいただければ、僕もそのお手伝いをさせていただきます。
以上、僕が音声配信アプリで「イベント」を走る際に
大切にしていた「企画配信」の作り方でした。
さいごに
2024年7月中の始動を目標に
IRIAMをメインプラットフォームとしたVライバー事務所
「Cozy」の準備を進めています。
ただいま【第一期生】を30名募集中。
あなたのライバー生活を支援いたします。
【事務所の想いはコチラ👇】
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また、noteでは事務所問わず配信にまつわるアレコレを更新中!
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