見出し画像

【デュエパ】第18回 ハイパーわしわし【デッキ解説付き】

皆さんお久しぶりです、デュエパ解説中の人Mです。
普段は、X(旧twitter)にて、デュエパで役に立ちそうなカードを紹介しています。(役に立つとは、言っていない)

今回は私オリジナルの「ハイパーわしわし」デッキを紹介します。
また、2/1に開催されたファンフェスもとい、2/2に開催されたデュエパヶ原に関するレポート記事は後日執筆予定です。


本デッキの経緯

ハイパーエナジーが楽しい

皆さん、ハイパーエナジーという能力をご存じでしょうか。

ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)

光自然メタリカが好きだった私にとっては、クリーチャーをマナ代わりにして、大型クリーチャーを出す能力が、好きでした。
皆さんも「超暴淵 ボウダン=ロウ」や「魔誕の斬将オルゲイト」を出すときに、既存のクリーチャー捻って3~4マナ帯で出すの気持ち良くないですか?
なので、私は、ハイパーエナジーを主軸にしたデッキを作ろうと決めました。
ハイパーエナジーデッキを作るうえで意識したことは、3つです。

  • ハイパーエナジーを持つクリーチャーの効果が強い

  • マナ元のクリーチャーが生き残りやすい

  • マナ元のクリーチャーがたくさん並べやすい

そして、悩んだ挙句トリヴァ―デッキ(光・水・自然)にすることにしました。

挫折

しかし問題点が2つあります。
まず、SAがないため、盤面を作ったら、ターンを1周する必要があります。耐性を付与していない場合、「アポカリプス・デイ」系統の全体除去で瓦解します。
特に墓地回収カードは、それを意識したクリーチャーを採用する必要があります。
そんな局所的なカードは入れたくない(本音)

また、トリーヴァのパートナーと本デッキの嚙み合わせが悪いです。
クリーチャーをコスト代わりにし、マナを溜めないため、ニンジャストライク7を持つ「怒流牙 サイゾウミスト」は相性が悪いです。クリーチャー主体であるため、トリガーも良質ではありません。
「五輪の求道者 清永」も悪くないんですが、清永で捲れるカードが弱いよりなんですよね。加えて、ハイパーエナジーを持つカードが10以上であることも少なくありません。清永主軸のデッキの中身と比べて、見劣りしてます。
というわけで、この構想は1月初旬であきらめていました。

次回作にご期待ください

希望の光

日にちを跨いで、1/27(月)に、エキサイティング・デュエパデッキの「アセビと異世界フェアリーたち」の新カード紹介があり、私も帰り道にXで情報を集めていました。
「バトルしないの強くね?」「真・エスケープは厄介だぞ~」と思う中、あるカードが目に入りました。

ん?

これ求めていたものじゃないか?
私がハイパーエナジーデッキを作るうえで欲しかった要素を持つクリーチャーが、そこにはいました。
よし、作ろう

デッキ解説

Duepatureで確認しましたが、キャロットパートナーのデッキが私のみでしたので、丁寧に解説します。(7つもセクションあります)
まずリストはこちら。

わしわし

■パートナー解説

改めて、幼夢妖精プロフェッサー・キャロットの能力を確認。

幼夢妖精プロフェッサー・キャロット VR 光/水/自然文明 (7)
クリーチャー:スノーフェアリー 5500
相手のターンの終わりに、そのターン、自分のクリーチャーが4体以上離れていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
ブロッカー
このクリーチャーが出た時、このターン中にバトルゾーンから、墓地またはマナゾーンに置かれた自分のカードを好きな数、手札に戻す。
このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が4以下になるようクリーチャーを好きな数、自分の手札から出す。

引用:《幼夢妖精プロフェッサー・キャロット》 - デュエル・マスターズ Wiki

まずトリーヴァカラーであること。これは最重要です。
次に、全体除去によると復帰力。
4体以上という条件があれど、ターン終了時に、出てきて、カードを回収するのは、リソースを回復するという点でもありがたい。
ただ、盾や封印による除去は弱く、自ターン中による全体除去では、飛び出さない点は気を付けたい。
とはいえ、パートナー自身が場に出てくるため、ハイパーエナジー元になりやすく、加えて攻撃時に手札からクリーチャーを呼んで、面展開の補助をするのは助かります。
まさに、ハイパーエナジーデッキのために生まれたカードといっても過言ではないです。

次にメインデッキも役割別に紹介。

■効果が強いハイパーエナジー

2弾しかないので少ないのは仕方ない

「魔誕の斬将オルゲイト」や「爆藍月 スケルハンター」、「喜びの夜 エルボロム・ハッピー」によるリソース能力
「楽しみの夜 フミビロム・パラダイス」による全体バウンス
「超天使 ゴルドラン・ゴルギーニ」、「哀しみの夜 シンベロム・カタルシス」によるフィニッシャー
「エツナブ・ナワル」の盾除去&展開、「金天使 エン・ゴルギーニ」の耐性付与
どれも個性的でこれらを1コストで出せるのは破格です。
また、ハイパーエナジーを持つ除去トリガーを採用すると厄介なカードを低コストでどかすことができます。

オリジナルでも活躍中
盾回収ギミックは採用しづらいため、盾除去強い

■生存能力を高める

生存能力が高めるクリーチャーとは、小型メタクリのことです。
大型踏み倒しを未然に防ぎつつ、小型を並べることができるので、ハイパーエナジーの元として優秀です。大型を出されて除去する労力よりもはるかにハードルが低いです。
下記リストが今回採用した小型メタクリ。

特に、パートナーの召喚を防ぐメタクリを多く採用しました。
サポートであろうが、メインであろうが、出された後の、処理がこのデッキだと、面倒です。特にサポート役ならば、他の人も無視するでしょう。
パートナーの召喚でもたついている間にこっちは、並べましょう。

残りのメタクリも、メタ+αの能力を持っているカードが多いです。
特に「煌ノ裁徒 ダイヤモン星」と「飛ベル津バサ「曲通風」」は、ハイパーエナジーとヨビニオンメタになっており、流行メタ枠です。
新シリーズのギミックの流行によって変更予定です。

■クリーチャーを並べる

ハイパーエナジーはコストが異なるクリーチャーを欲するため、下記3タイプのクリーチャーと相性が良いです。

1.コストを軽減してくれるクリーチャー

2.元コストより軽く場に出てくるクリーチャー

3.1体のクリーチャーからもう1体呼んでくるクリーチャー

この中で、「ドラン・ゴルギーニ」や「「正義星帝」 <ダンテ.Star>」は、珍しい採用だと思います。
前者は破壊耐性を付与しつつ5コストを招集し、後者は、盾追加を行います。
両者とも光のクリーチャーが重要ですが、本デッキの光のカードは29枚採用されているため、条件が達しやすくなっており、難なく採用できます。

■勝ち筋

当たり前ですが、ハイパーエナジーしてても、盾を殴りきらないと勝てません。
そのため、フィニッシャーとして、今回は2種のカードを採用しています。
「哀しみの夜 シンベロム・カタルシス」、「楽識の夜 フミビロム」によるパンプアップ&パワード・ブレイカーです。
マナは伸びづらいですが、手札は意外にも伸びやすいので、フミビロムのパワーアップも侮れないです。
さすがに2種類だと少ないので、盾を増やすことによって、無敵化を得られる「ハイパー・エン・ゲルス」を採用し、ブレイク数少なくても、1周ターンを渡しても問題ないようにしています。

■受け札

クリーチャー主体ですので、盾はざるです。
なので、盾追加ギミックの物量でどうにかします。
ただ、盾追加は終盤ですので、プレイレベル2ならば、ヘイトコントロール主張頑張りましょう!!

■その他

どの枠でも紹介されていないカードは主にリソース枠です。
当然ですが、毎ターンマナ置きして、場に出していれば、手札は減っていき、ハイパーエナジーするにも、手札がないでは、本末転倒。
なので、低コストで、リソースを稼ぐ枠が必要です。

あと、意識したデッキ構築としてはこれですね。

天敵

マンハッタンのメモリー重すぎ問題
並べるデッキに刺さるタマシード。
特に、3番目の制限効果は、本デッキにも刺さりまくります。
なので、誰も処理してくれなかったように、保険として、エレメント除去で2種「魔誕妖精スイセン」、「サーヴァ・K・ゼオス」を泣く泣く採用。
というか他のエレメント除去がバウンスだったり、呪文だったりで本デッキと相性悪いです。

採用断念したギミック・カード

まず諦めたギミックは、3つですね。

  • マナ回収(黙示賢者ソルハバキ、九番龍 ジゴクバンカー Par459)
    理由:枠が足りない、マナから場に出すカードが採用されているため耐え

  • 無限攻撃ギミック(楯教の求道者 ザゼ・ゼーン、聖霊王イカズチ)
    理由:サーチ札がないので、ドローだけで揃えるのは要求値が高い、マナ回収が少ないため、マナ置きが気軽にできない

  • 召喚酔い無視(覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン、ダイヤモンド・ソード)
    理由:クリーチャーはコストが重い、呪文もコストが軽いほうだが、マナ伸びが悪い本デッキでは、軽減なしで3マナ保持するのは、至難

次に採用を見送ったカードですね。
キャプションに理由を記載しておきます

本体の生存能力が0で、たとえ1体残っても、圧がない、盾回収が本デッキではデメリット高い
瞑カオスマントラの代替候補、攻撃よりもタップする効果と相性が良い
アセビの代替候補、スノフェア9体居るためだが、使用感で変わりそうな部分
2コスト21枚だが、初手のマナ置きは高コスト埋め安定で、軽減されづらく出づらい
いつもマナ置きされがちで、欲しい場面あっても回収できない→要求値も高いし、諦め
正直、採用ありよりのあり。ただ色を生まないので2c以下パートナーのとき破綻する

デッキ構築の話としては、以上です。

本デッキの遊び方

序盤

小型を並べろ!!
デッキタイプがなんであれ、2パス3パスしないことを優先して、小型を並べてください。
小型メタと軽減クリーチャーの優先度ですが、基本は自分の動き優先で、軽減クリーチャーを先に出す方針でOK!!
慣れていくうちに、相手方のデッキとメタの間合いが読めるため、刺さるかわからないと思ったら、自身の動きを強くする軽減、リソースクリーチャー並べてください。

中盤

もっと並べろ!!ハイパーエナジー準備万端
ご丁寧に5コスト帯のカードですら、面を展開するカードで取り揃えています。
ハイパーエナジーで、コストが3~1になるまで並べて、機が熟したら、ハイパーエナジーを使いまくりましょう。

終盤

物量で勝て!!
勝ち筋でもお話した通り、本デッキは物量で殴って勝ちます。
トリガーケアなんてほぼ無理です。
もし、あなたがチキンならば、4コストメカ群を準備し、破壊耐性をつけて、全体除去に備えてください。

デッキの所感

コンセプトに特化しているため、ハイパーエナジー好きにはたまらないデッキです。
ですが、勝ちたい人には正直おすすめできません。
相手に有効なメタクリを出したからと言って、3人を抑え込めるかといったら、抑え込めれません。
SAやアンタップ能力がないため、ハイパーエナジークリーチャーを出しても、1周回る必要があり、フィニッシュ力も上位デッキと比較すると脆いです。
特に、「マンハッタンのメモリー」対策で、エレメント除去を入れてるとはいえ、置かれた時点で半壊はしてます。
染色された強いハイパーエナジーがもっと欲しいというのが私の欲望です。
それでも、今後のにじさんじコラボパックで、「聖霊龍王 メルヴェイユ」という上記の歯がゆさを緩和してくれるカードが収録されます。
あとは、低コストで使える疑似SA付与クリーチャーが欲しいな~。

最後に

以上が、「ハイパーわしわし」でした。
デッキ名の由来なんですが、このデッキ結構手札が沢山ある状態になりやすいんですよね。
で、DMPは溢れるほど手札を持っている状態を「わしわし」とよく表現するので、「ハイパーエナジー+わしわし」で本デッキ名になりました。
ちなみ、最初DeckMakerでリストを載せていたんですが、アセビ関係のカードがリストに反映できなかったため、途中からDuePatureの画像切り抜きによる力業しています。
採用断念したギミックを入れて、強い型見つけたら、リストを更新するかもしれないです。

今回の記事を読んでいただきありがとうございます。
Xでも毎日ツイートしていますので、見て頂ければ幸いです。
最近、マシュマロを始めました。

デュエパに関するお悩みや質問、感想、お願いetc
承りますので、気軽にどうぞ。
第19回の投稿時期と内容は未定です。
ファンフェスと晴れる屋3の大会参加後のレポ予定です。
おもにLv3参加した後の敗戦日記を執筆予定です(´・ω・`)

「デュエパ解説中の人_M」の記事と「#デュエパを始めてみない?」 はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

出典:https://company.wizards.com/ja/legal/fancontentpolicy

いいなと思ったら応援しよう!