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ホームシック衛星2008で聞いた飴玉の唄。あの日から16年

親愛なるあなたへ。

今日BUMP OF CHICKENの飴玉の唄のMVが発表されたね。
もう聴いた?どう思った?

私飴玉の唄って大好きだよ。
「離れたくないな」
「僕はやだよ 君がいいよ」
「飴玉舐めた君が笑う」
「ゆっくり下手な話をしよう」
「悲しい時嬉しい時どちらにしてもほら泣く
   困るでしょうって更に泣く あんまり困らないよ」

すごく好きな歌詞。
はっきり離れたくないなって言えること。
僕はやだよって言えること。そんなふうに求められたい。言われてみたい。

飴玉舐めたその姿。どんな、愛しい表情で僕は見てるんだろう。

下手な話でもいいの。ゆっくりでいいんだよ。受け止めて貰えることの安心感。

涙は、いつもどちらの感情でも出てくるよね。
嬉しい時も、悲しい時も。
あんまり困らないよって、きっとほんとに困ってない。
少し困ってるのかな。どちらにしても、あんまり困らないよって、愛のある言葉だなぁ。
ここの藤くんの歌い方も大好き。

2008年のホームシック衛星で聴いた時は、正にorbital periodを引っさげてのツアーだった。
ヒリヒリしたような藤くんの歌い方は、魂の叫びって感じで、心がぎゅうううっと掴まれて泣きそうになった。

こないだのSphearyRendezvousのツアーで聴いた時は、全体的によりこの歌ごと優しさで包み込むような歌い方になってた。とても優しい、愛しい、でも魂の叫びは真っ直ぐに感じられる。
そんな風だったの。

MVは、あのロボットも、女の子の人形が心を通わすような物語だったよね。でも、その前に、あのロボットと、子どもとの出会いがまずあって。
あの子どもとの絆があって、そこから、あのロボットはあの女の子のお人形と出会えたんだよね。

唯一の赤い色でハートや、体からビリビリが出ているところは、あのロボットにとっての真っ赤な飴玉を思ったし、藤くんの魂の叫びを感じたんだ。

orbital periodの大好きな曲を、こうして年月を経てMVにしてくれるってさ、愛しかないよね。
嬉しかった。きっとこれからも聴き続ける大事な曲。

あなたが何を感じたのかも、また知りたいな、なんて。

聞いてくれてありがとう。

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