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【短編小説】ドリームジャンボ1億円当選者からの預け入れ 第2話
「こんにちは!小林です。西田さん、お元気にされてましたか?」
「休みの日によく遠くから来てくれたね。ありがとう。さあさあ狭いところだけど2階に上がって!」
6畳くらいの3階建の建物で狭かったが2年ぶりに訪問し、懐かしく感じたものだった。言われるまま2階に上がったが、得先係として4年間担当していたエリアで感慨深いものがあった。
昼前だったこともあり、すぐ近くの駅前の僕の大好きだったバッテラを用意してくれいた。
奥さんが現れ
「これ、好きだったでしょ!?来ると聞いてたので用意してたのよ。さあさあ、食べて!」
ご主人が1階のトイレに降りて行った時の事だった。
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