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【短編小説】恋愛のトリセツならぬ仕事のオニセツ(鬼説)第2話   

 こんな鬼の様な人を上手に扱う取扱説明書(オニセツ)なんて存在しないと、つくづく感じました。強いて言うなら二浪して我が銀行に入った。つまり、他の同期の行員より2年間遅れを取ってる事に対してコンプレックスを持ってたのか、それを原動力にして同期の中で一番に支店長に成り上がった事は大したものだった。
 それだけに言動を認める人は営業店では殆どのいなく嫌われていた。ただ、成績は常にトップクラスで本部は今で言うパワハラについて見てみぬ振りをしてました。

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