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歌うわけでもないのに詞先

私の作曲スタイルは、「インスト曲でも詞先」です。

自己紹介の段階で、「歌モノは作っていない」と言っているんですが、曲を作る時には、短めの文からメロディを作り出すことが多いんです。

何しろ、昔好きでよく『月刊歌謡曲』(のちのゲッカヨ)とか、『ソングコング(歌王)』を買って読んでいたんですけど、そこに歌詞が載っている曲の全てを聞けるわけではないですよね?アルバム特集も載っているわけですし。で、そういう知らない曲の歌詞に勝手にメロディをつけたものを妄想したり、楽譜を書いたりとかしていたのです。
 その技法で一曲丸々作ったこともあります。

 その時の癖が今でも残っていて、作曲は仮の歌詞というか、短い文から作るのが、私的にはやりやすいです。そこで思い浮かんだメロディをメモするためだけにDOMINOをあとから導入したりもしました。DOMINOはDOMINOで、Studio Oneの補助としての使い道もできたので、かなり重宝してます。
 最終的には、どんな文から作ったか忘れちゃってるんですが。

だから今だと、noteがきっかけでできた曲もあるんです。それがこれ。


実はここしばらく暑くて曲作りをしていなかったのですが、先週あたりから夕方から涼しくなってきたので、ひさしぶりに曲作りを再開しました。が、まずテーマが出てこない。
 文章の朗読からMIDIを生成してみたりもしたんですが、全然形にならず。

 というわけで、今回は久しぶりにあるソフトの力を借りることにしました。
 SynthesizerV Studio Basic。無料でダウンロード可能なSynthesizerVのライト版です。
 ボカロを使いたいと思ったことは一度もないのですが、ここ数年はボカロ以外にも新しい音声合成システムがあるとのことで、試しにフリーのものをダウンロードしてみたら、想像以上に使いやすくて、そのままにしてあったのです。

 なんかsynthVのSaki AI(フリー)って、どことなく外国人っぽくないですか?この声はどうやら、同じキャラクターの有料版とは全然違うらしいんです。とりあえず、彼女の声を作品に組み込みたいわけでもないので、彼女には仮歌を歌ってもらうことにしました。

それがこちら。

やり出したら楽しくなっちゃって、ボカロが流行るのもなんかわかる気がしました。そういえば、ゲッカヨも最後はボカロ色がかなり濃くなっていました。
 SynthVだと、いい加減に打ち込んでもその通りに歌ってくれるのがいい。ピアノロールも打ち込みやすいし、その後の調整というか歌唱指導も直感的にできるので、これならカバー曲も作りやすそうだなとか。楽しみが膨らみます。
 有料版買うかもしれないです。そうしたら、人生初の歌モノをアップするかも…。
 当然、公式サイトを漁ったりしました。個人的には、バイリンガルのSheenaが好み。

SynthVって、MIDIだけの書き出しはできたっけ?

 できた。

というわけで、続報をお楽しみに。

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