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私の休学記録。休学は充電期間。

こんにちは!大学4年生を目前に、休学という選択をしたれこと申します。
3年後期を終えた春休みから、来年の4月まで1年間の休学期間中です。

休学をする理由は人によって様々だと思います。
留学とか、やりたい活動があるとか、本をたくさん読みたいとか…

私の場合は、いろいろ考えての判断なのですが、休学することにした直接的な理由は教育実習への登録を忘れてしまったことです。
何とも間抜けですね。
大学に入学する際、親に教職を最後まで取りきるという約束をしていたため、休学をして次年度の教育実習を待たざるを得ない状況になってしまいました。

一応、その決定打があるまでの間も、休学しようかどうかは迷っていました。
なぜ休学を考え始めたのかというと、理由は以下の2つです。

  • 同期と合わなくて少ししんどかった

  • 自分を見つめ直す時間が欲しかった

まず、私は国際系の学部に所属しているのですが、おそらくこういう学部によく見られる傾向で、外向的で大人数でわいわいするのが好きなタイプの学生がほとんどなんですよね。
留学向きの性格というか、そんな感じがします。

私はそういうタイプではないのに、「高校の先輩でこの学部に行っている人が多いから、ここだと安泰だろう」と、リサーチなしでこの学部を選んで入ってしまいました。

その結果、周りの学生に合わせるのが精神的にしんどくなっていきました。
私の学部で教職をとっているメンバーは10人ほどで、何かと「教職メンバーで何かしよう」となることが多く、休学して距離を置きたいなと思うようになりました。

そして、休学を考えたもう一つの理由である、自分を見つめ直すことに関しては少しきれいごとのように聞こえるかもしれませんが、今まで授業や課題、アルバイトで私の生活は手一杯で、自分のことについて考える余裕が持てませんでした。

自分がどんなことをすることが好きなのかもわからないし、どんな職業に就いてどんな生活をしたいのかもわからない。
就職活動をする上で、私は私のことを全くわかっていないということに気が付いて、この状況を何とかしたいと思いました。

休学することはレールから外れることのような気がして、私は少し怖かったです。
しかし、社会人になるとより自分のために使える時間がもっと少なくなるだろうということで、今が自分と向き合う大きなチャンスだと思い、休学を前向きに捉えられるようになりました。
海外では、大学卒業してから就職までの1,2年ほど、自分の将来を考える期間であるギャップイヤーもありますし、私の休学だって変なことではないと思っています。

ただ、決まった目標ややりたい活動があっての休学じゃないからこそ、周りから「ふらふらしてて大丈夫なの??」と不安に思われることがあります。そんなに直接的には言われないのですが、表情や話す内容から、相手から心配されているということはすぐわかります。

正直自分でも、「みんなは授業や課題、あるいはお仕事を頑張っているのに、自分はこんなに何も頑張っていない」と不安になることは、もちろんあります。
だから、休学していると話したときに「休学して何してるの?」と聞かれることが怖いのです。

会話の流れとしてその質問が来ることは当たり前なのですが、その質問の裏に「休学しているからには何か頑張っていることがあるんだよね?」という気持ちが隠されているような気がして、私の不安な気持ちが大いに煽られます。
おそらく相手はそんなこと思っていなくて、会話を繋げるための何気ない質問なのだと思うのですが、そんな余計なことを考えてしまうのです。

休学してからずっと「この質問に何て答えよう」「早く頑張れる活動を見つけなきゃ」と焦る気持ちがあったのですが、最近は、「休学している」と言うよりも「充電期間にしている」という言い方をした方が、前向きな気持ちでいられることに気が付きました。

自分がどういう人間か理解して受け入れ、これから充実した生活を送るためのパワーを蓄える期間。
この休学をそう捉えたら、本当に意味のある休学期間を過ごせそうな気がします。

(就活で面接官に休学のことをどう説明しようかはまだ考え中ですが…。このことを考えると胸が痛い…。今は考えないようにしよう…。)

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