見出し画像

クラブ・スーサイド 右睡さん感想2 (ネタバレあり)

2エンドずつまとめています。

・試練
おいおいおい!何でだよ。何でだよ…。何でって言っても仕方ないけど、怖がらないでよ。しかも林檎ちゃんに「せーのっ」て。このルートは納得できるところもありつつ、おいおいと思うところもあるルートだった。怖いのはわかるよ。見た目以上に苦痛って聞くし。でも林檎ちゃんに掛け声させなくてもいいじゃん…。その重荷に耐えれないよ。林檎ちゃんも「死を見届けよう」という覚悟から思ったより近くにいるけど。掛け声やらせるのって、刑務官かよ。しかも絶対病むやつじゃん。自分が死なせたも同義じゃん。でもそこで今まで高潔な信念を見せてきた右睡さんの人間臭いのがでてんのかな。「死ぬのは怖くないけど過程が怖い」ってわかるようで、客観的な自分にとっては身勝手に思えちゃう。そんな√。

・犠牲
おいおいおい!part2!いや、予感してたんだよ。車でしょ、子供でしょ。いったん安心させといてのこの仕打ちは残酷すぎる。これは…。右睡さんはヒーローではなく間違いなく、トラウマの方だよ。遠ざかった存在になってしまった。なんて残酷な仕打ちなんだろう。彼が生きるのを、生きていくことを決意した瞬間に起きるなんて。人生とはこう、偶然の重なりあいで出来ているからこの事故も仕方ないと言えなくもないけど(いや、事故は仕方なくないけど)、これは神様の身勝手すぎるわ…。間違いなく右睡さんも予測してなくて未練がある最期で、彼の意思を尊重してない終わりかただなと思った。”ヒーロー”になりたい彼の願望が唐突に、しかもそれが叶わないなんて、なんて苦しいんだ。これは全員の記憶に残る最期だわ。悪い意味で。私の記憶にも深く印象付けられた。”クラブスーサイド”だから自分が望んで最期を迎えるかと思ったら、こういうのもあるのね…。業が深い。

色々と書きましたが、この時点でかなり「クラブ・
スーサイド」の持つ魅力にハマっています…。
彼らの思いと結末が気になります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?