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専業主婦を体験して感じる幸せ(休職中ワーママ)

私は現在、適応障害で会社を休職中の正社員ワーキングマザーです。
休職して3か月、一時的に専業主婦を体験している中で、日々感じる新鮮な幸せについて綴ります。

家族の生活が整う幸せ

●子どものサポートやちょっとした要望に応えられる
仕事をしているときは、小学生の毎日の持ち物準備なども十分にはサポートしてあげられなくて、前日や当日に「ママ、これがいるんだけど~」と言われても間に合わない事もしばしば、というか頻繁にありました。

先生からは保護者の方も毎日連絡帳チェックをしてくださいと言われているし、まだ親が管理してあげるべき年齢なんですよね。
でもなかなか手が回らない現実がありました。

また、子どもが「明日はハンバーグがいい!」「グミが食べたい!」などちょっとしたリクエストをした時、ちゃんと答えてあげられる余裕が持てるようになりました。
今までは仕事帰りも仕事の事で頭の中がモヤモヤしていて、子どものリクエストをすっかり忘れて買い物せずに帰って来てしまう事が多かったです。

もともと忘れ物が多いので完璧ではありませんが、今は以前に比べればちゃんとお母さんができているのではないかな。
子どもに「リクエストされたやつ、買ってきたよー!」と伝えるとき、嬉しそうな顔を見るときにじんわりと心にしみ込んでいくような幸せを感じています。

●子どもの話を聞く余裕がある
仕事をしている時と比較して、精神的な余裕に大きな違いがあるなぁと思います。

仕事をしていると、家に帰って来てからも仕事の悩みやモヤモヤ感が頭よぎってしまう事ってありませんか?
私の場合、そういった気分・思考の切り替えもうまく行かず、家族への関心が中途半端になってしまったりすることがよくありました。
会話をしていても上の空だったり…。

そんな時は一生懸命しゃべっているわが子に対してちゃんと向き合えていない罪悪感を感じながらも、こどもに合わせる事に苦痛を感じて「自分の時間が欲しい」と思っていました。

仕事をお休みしてからは、夕方以降は変わらずバタバタ忙しく、時間的な余裕はないけれど、精神的には家族に全集中できるようになりました。
子どもたちも何となく穏やかな顔をしているような気がします。

●年賀状を出すことができた
上の2つに比べて小さい事ですが、今年はちゃんと元旦に届くように年賀状を送る事ができました。
毎年友達や親せきに計10枚程度、こじんまりと送ってはいたのですが、元旦に届くように送る事は出来ていませんでした。
不思議なのですが、この「年賀状をちゃんと準備できた」事がすごく満足感があって”生活が整ってきたなぁ”と改めて幸せを感じた事を覚えています。

仕事で得る幸せと、家庭で得る幸せは種類が違う

仕事中もやりがいや達成感を感じて幸せなことってたくさんありますよね。
悩んだりイライラしたり…いろんな困難を乗り越える分、成功したときや評価されたときは爆発的な幸福感があるように思います。
アドレナリンが噴出して、心の上の方からぶっかけられている感じ。

一方で、家庭で感じる幸せはジワジワくる感じ。
家族とのふれあい、子どもの表情などを見ていると何処からともなく湧き出して、心の下の方からしみ込んでいく感じ。

今はこのジワジワくる幸せが新鮮で、居心地がよくて、多分仕事との両立に疲れきっているのもあってココに留まっていたいと思ってしまうけれど、そのうちそれだけじゃ物足りなく感じるのかな…。



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