見出し画像

パリピじゃないのにイビサに行ってみた

ごきげんよう!毎月1回旅行する!が今年の目標の、ロンドン在住・こずーんです。
1月🇦🇪、2月🇮🇹 、3月🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿、4月🇬🇷、5月🇲🇦、6月🇧🇬&🇨🇾、7月🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 、8月🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿ときて(過去旅はこちら
8月はすでにエディンバラに行ったけど、もう1度旅行へ!

今回の旅の目的は「トマト投げ祭(トマティーナ)」!
2024年初かつ、わたしにしては珍しい一人じゃない旅。
相棒もいるし、派手な祭に参加するし、せっかくスペインに行くならついでにもう一都市くらい行ってみるか!
ってことで、イビサに挑むことに決定。

わたしも相棒も全然パーティーピーポーではないのに、イビサ→トマト祭だなんておもいっきりパリピムーブで笑える。

今回も行ってきた場所の感想を写真と共にずらずらと書き残す、
あんまり旅の参考にならない、わたしの思い出を残しておくだけのnote。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

まずはイビサといえばのクラブに行ってきたので、パリピじゃないわたしのクラブ探訪機。

行ってきたのは【Pacha】🍒
イビザがパーティーアイランドとして有名になったきっかけを作ったという、1967年オープンの老舗クラブ。

観光の中心のイビサタウンエリアから徒歩20分ちょい。深夜でも(というか深夜だから)タクシーがばんばん走ってて危ない。
クラブの正面には道を挟んでパチャのホテルがあって、クラブで朝まで飲んで帰るのかぁー元気だなぁとしみじみ。
これはメインフロア。メイン以外にもVIP、別のフロア、テラス、庭やらいろんなエリアがあって建物を正面で見てたよりも広くてびっくり。探検が楽しかった。
テラスフロアで新鮮な空気を補充。ここでも音楽がそこそこの音量で流れてるんだけどスピーカーがしっかりしているのか、外には全く漏れてなかった。
水(写真左側の250mlの缶)が14ユーロ…!
ラムコーク1杯が24ユーロ。えぐぅぅ!!
この日のDJはSolomun。わたしは全然知らなかったけど有名人らしい。
あまりにクラブミュージックの知識がなくて、イビサに行く日の各クラブのDJ調べて、チャットGPTに「この中で有名な順に並べて」で教えてもらって決めたってのもある。

老舗だからか、チケットが高いからなのか、お客さんの年齢層は高め。
変なやつもいなかったと思うし、無理にナンパされることもなかったし、治安はよろしかったんじゃないでしょうか。

日本でも海外でも数えるほどしかクラブ行ったことないけど、海外のクラブの方が圧倒的に「音楽を楽しんでいる」ように感じる。
pachaでも50代くらいのカップルが盛り上がっているのを見て、日本とは全然違うよなぁとよきカルチャーショックを噛み締める。
音楽を楽しんだり、音に乗ったりするDNAが日本人とは違うんだよなぁって思う。(もちろん個人差あるから日本人って一概にくくっちゃいけないんだろうけど)

わたしは酒も飲まないし、クラブミュージックどころか洋楽にすら触れてこなかったのでクラブの楽しみ方が1ミリもわからないので、メインフロアでも棒立ち。
そしてやっぱりクラブの何が楽しいのかはわからずじまいでしたとさ。
こいつ何しにきたんだっていう謎ムーブ。
でもいいんです。「イビサでクラブに行ってみた」っていう思い出がほしかっただけなんです。


さてさて、このパチャのロゴにはさくらんぼが使われてて、お店の中にも外にも大きなさくらんぼのフォトスポットがちらほら。

せっかくだから撮るよねぇ。
店内にもさくらんぼマークがかわいく使われていたり。

そして公式グッズショップがイビサ島内に5軒もある!

さくらんぼの絵があるだけなのにグッズとして高値で売られてるんだからブランド力ってほんとすごいよなぁ。
赤ちゃんグッズも。パリピの英才教育を施されたベイビーになるでしょう。

そんなこんななイビサクラブ体験でした。わたしは1軒だけで十分!
泡パーティーで有名なクラブも気にはなったんだけど、開催日が合わず+朝5時スタート?みたいで、アラフォーノンアルのわたしには無理だなと。


ちなみにクラブの当日券情報が街に出てるのがパーティーアイランドっぽくてよい。

当日のPACHAのチケット100ユーロ…!
30ユーロで入れるところもあるし、ボートパーティーもあったり。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

他にイビサで巡った場所をずらずら並べてみる。
日曜日の夜に着いてそのままクラブに行って、月曜日は丸一日観光して、火曜日の昼過ぎには空港に向かうという駆け足スケジュール。

◾️マリーナエリア(ハーバー)
観光の中心とも言えるイビサタウンエリアの海沿い。
たくさんのレストランやショップが並んでいて、夜0時を過ぎてても賑わってた。

遊園地的な陽気なムード。夏以外はどのくらい静かなんだろうか…
船がたくさん停まっているぅ。ここに船止めてるってお金持ちなんだろうなぁ。
馬鹿でかい明らかに桁違いの高い船も停まっている!この船の中で小さなパーティーしてる人たちも。
旧市街地の丘を望める場所。賑やかなレストランが並ぶ道からはちょっと離れていて、よきムード。
昼の風景も素敵。


◾️Dalt Vila (ダルトビラ・旧市街地エリア)
世界遺産に登録されている城壁に囲まれた旧市街地。
石畳の坂道にクネクネした小道が多くて歩くのが楽しかったー!レストランもあるけど一般のお宅も多いのもよかった。

城塞の入り口はいくつかあるみたい。ここはメイン?のPortal de ses Taules
この門の周辺にもたくさんレストランやお土産屋さんが並んでる。
白い壁とヤシの木が南国感。ラグジュアリー感はないけど観光地っぽくてわくわく。
段差を利用してるテラス席ってなんだかかわいいよねぇ。

丘になっているので適当に歩いていてもいくつかる展望台スポットにたどり着く。

ここはMirador del poeta Marià Villangòmez
ばばーんと広がる海!遠くには豪華客船が停まっているのも見えた。


大聖堂 (Catedral de Santa Maria)にもご挨拶。

いまだにどのくらいのデカさからが大聖堂っていうのかわかんないけど、ここはこじんまりめの大聖堂。
大聖堂のすぐ隣の展望台的スポットもいい景色。
先に写真載せた、旧市街地の丘を眺めた場所を見下ろせる場所。


◾️Santa Eulalia (サンタエウラリア) のビーチ
イビサタウンエリアのマリーナからフェリーでやってきたビーチ。
ここはイビサ第3の街なんだって。ファミリー向けのビーチやリゾートホテルが多くて、ゆっくり過ごしたい人におすすめらしい。

Playa De Santa Eulaliaという小さな砂ビーチ。たしかに家族がいっぱいいた。
周辺にも遠浅なビーチがいくつかあって、いろんなアクティビティもできるみたい。

なんでここにやってきたかというと、次の目的地に移動する手段を探してたらフェリーが出てきたのでマリーナエリアからやってきたのでした。

こんなフェリーで約1時間の海の旅。なんでか海路での移動ってテンションあがっちゃう。
旧市街地を海から眺めながらの出発。
写真じゃあんまりわからないけどめちゃめちゃ揺れて酔ったー。


◾️Las Dalias de Ibiza (ヒッピーマーケット)
↑のサンタエウラリアからバスに乗り換えてやってきたのはヒッピーマーケット。
マーケットはイビサ島内にいくつかあるみたいだけど、ここが1番歴史があって有名っぽい。
旅行計画中は開催曜日が合わないかもーと思ってたけど、夏だったおかげでナイトマーケットとして18時から開催してたのでラッキー!

ヒッピーっぽい洋服や雑貨を売ってる屋台がたくさん並んでいて楽しいー!
DJブースのある飲食エリアもいくつか。買い物して、チルしてーを堪能できたらよかったんだけど次の予定があって早々に移動。残念。
売ってる洋服やアクセサリーが全部好みで大散財したかったけど、ぐっと我慢…
ドリームキャッチャーがどこのカルチャーのものかわかんないけど、ここで見るとヒッピーど真ん中でかわいい。


◾️San Antoni (サンアントニオ) エリア
このエリアもクラブがたくさんあってホテルはイビサタウンエリアより比較的安いから若者が多いらしい。
わたしたちの目的は夕陽鑑賞。イビサの夕陽は美しいことで有名らしい。

ちょっと雲が多かったけど綺麗な夕陽を見ることができました◎
陽が沈んだ瞬間に拍手が起こるのが海外だよなぁ。
どのあたりで見たかというと、有名なCafe del marがあるお店が立ち並ぶエリアを抜けた先。
海沿いのテーブル予約するのもよかったかも。
海沿いから繁華街エリアに移動してきて、ちょっと外れた場所にあるレストランでご飯を食べて、イビサタウンエリアにバスで戻ったのでした。


以上、イビサで巡った観光地でした。
パーティーアイランドだけではなくて、海も綺麗で自然も豊富でファミリー旅にも実はぴったりっていうのは聞いてて、その通りかも?と実感できたりできなかったり。
というのも、交通公共機関だけでは行動範囲がどうしても狭くなっちゃって、あんまり自然サイドは堪能できなかった今回。
行きたかった場所には行けたので満足ではあるけど、レンタカーがあった方が圧倒的に動きやすいのがイビサ島かなと。

他に撮った写真たちもぺたり。

街並みが特別素敵だったかと言われるとそうでもないんだけど、旧市街地を下から眺める風景はよき。
お土産屋さんがたくさん並ぶ旧市街地の入り口のあたりは熱海っぽさを感じた。
なんというか、一昔前の海沿いの繁華街の寂れた感じ?別に寂れてはないんだけどなんとなく。
城壁ってかっこいいよなぁ。
夏のスペインで見るフルーツって不思議とかわいい。
ランチを食べたのは「Can Costa」という家族経営のこじんまりしたお店。
イビサの観光地にあるレストランは価格設定強めの中、ここは良心的だった気がする。そしておいしかったー。
博多の塩ならぬ、イビサの塩。おしゃれパッケージでいろんなフレーバーがあってお土産にぴったり。
南国にはブーゲンビリアがよく似合うー!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【その他の旅の思い出】
・行きのロンドン→イビサの飛行機がなんのアナウンスもなく2時間遅れてイラっとしたぁ。

・pachaまでは徒歩移動して、帰りも早朝4時に帰ってきたけど治安よくて安心。

・このnote書きながらpachaのオフィシャルサイト見てたら、2025年のカウントダウンのチケット売ってまして、興味本位でVIPエリアの金額見たら、1番高い場所で6000ユーロだったぁぁ。100万円ー!

・マリーナに停まってた船もだし、派手なクラブ遊びもだし、お金持ちが夏を楽しむ場所なのかもなと。別荘もたくさんあるみたい。

・イビサもやっぱりオーバーツーリズムで、家賃が高くなり過ぎててローカルが困ってるって話を聞いた。
冬には観光客がぐっと減るだろうし、そのあたりも別で問題になってたりするのかなぁ。


・イビサタウンには原付がたくさん停まってて、原付タクシーもあるっぽい?急に東南アジア感。

・どうでもいいけど、世代的にこの香水がど流行りしたのを思い出した。懐かしー!

エスカーダのイビサヒッピー!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というわけで、こずーんのイビサ旅行の思い出メモでした。
改めてクラブとは縁遠い人間なんだなと確認した旅になりました笑。
一緒にいってくれる人がいなかったら選ばなかっただろう目的地だったのでありがてぇ。
「イビサはクラブ好きじゃなくても十分に楽しめる場所でした!」と大きな声で主張したい!

最後はパリピっぽい曲で締めたかったのですが、なにがパリピなのかもうわからないのでPachaで見たDJ、Solomunのyoutubeチャンネルで1番再生回数の多い曲を貼っておきます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?