未来を見据えて、海外口座はつくるべきか?
実物経済も金融経済もコロナショックによって、大激震中でこれから日本でも大リストラ、大恐慌が起こる予兆が見え隠れしているなかで、自分の資産管理を行う上で、海外に銀行口座を作るのは有効かどうか検証してみる。
結論
非CRS加盟国の海外に口座を作ることは有効である。
根拠1
CRS(コモン レポーティング スタンダード)共通報告基準と呼ばれる仕組みが一部の国を除き導入されてる。
各国の税務当局は、租税条約等の情報交換規定に基づき、その非居住者の居住地国の税務当局に対しその情報を提供する約束になっている。
日本もCRSに参加しているため、我々が海外に口座を持って資産を預けておいても、国税に資産状況は認識される状況下にある。
現在、非CRS国家は、アメリカ、フィリピンなどが上げられる。が、経済基盤の弱い国はその対象から外すことは賢明。
根拠2
海外の銀行口座では当たり前だったが、日本国内の銀行口座にも、口座維持手数料が課金される動きがある。
https://nukunukusas.com/unused-account-management-fee
根拠3
戦争直後日本でも、日本円のデフォルトが行われて、それまで流通していたお金が使えなくなった。
2024年に新札の発行が予定されており、今の価値より減額されて新札への交換が行われる可能性も否めない。タンス預金のあぶり出しがその目的。
事例
知っている範囲で、非CRS加盟国の海外銀行口座を作った事例を見つけることは出来なかった。
が、これは脱法行為には当たらないので、資金管理として前向きに検討することは、世界的金融経済が危機的状況にある中で生活を守る一手段として価値のあるものだと考えます。
結論
非CRS加盟国の海外口座を作ることは有効である。
但し、非CRS加盟国は、信用力のある法定通貨を発行していることが条件に加わってくる。
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