お金の価値とグレートリセット
こんにちは、今日もご苦労様です。
これをお読みの方の中にも夜型人間がいるかもしれませんが、私もしばらく夜型人間でした。深夜、大勢の人が寝静まっている時間帯は、人の想念が動かないので楽なんですよね。
この感覚、分かる方いらっしゃるでしょう?
でも、ここ3週間くらいは完全朝方に移行しました。起床時間を4:30にセットして無理矢理起きて、自分に課した課題をシコシコこなすのです。
最初は、頭がボーッとしてますので終わるのにも時間がかかりました。でも何度も行っている内に頭がボーッとしたまま実行していいんだということが分かり始めました。
課題が終わる頃には、頭も身体もシャキーンとしてパワフルです。
では、今日のお話に参りましょう。
ダボス会議という言葉を聞いたことがあるかと思います。世界の経済の行方を決める、そういう重要会議だということですが、そこで新しい言葉が出されました。
ご存じの方も多いと思いますが、「グレートリセット」という言葉です。世界経済の行方を決める会議で発せられた言葉ですから、経済の在り方を大きく舵切りをしていく、という意味合いになりますね。
大ざっぱには、株主資本主義という形態からステークホルダー資本主義に切り替わっていくと言われています。
これまでのように、なりふり構わずイケイケドンドン!企業の利益一辺倒!では会社運営は出来なくなっていくのですね。これまでのこの形は、ある意味大変な迷惑行為でもあったわけです。
例えば、昭和の時代には各地で頻発した公害問題などは最たる例です。サリドマイド、イタイイタイ病、光化学スモッグ等等などは代表的な公害ですね。
株主資本主義というのは、読んで字のごとく「株主」の利益を最優先にして会社経営をしていくと言う考え方のことで、その会社の株主利益が得られれば、他の事は意に介さず、従業員や顧客、法令遵守コンプライアンス、地域社会への影響などは放置される傾向が強かったのです。
今風の言葉で端的に言えば「ブラック」となりますか。
これまでは株主の利益が守られる企業経営をしていれば何の問題もなかったのですが、時代が変化してきて、
株主の利益を守るだけでなく従業員、その家族、顧客満足、社会貢献、コンプライアンス等等、企業が関わる全ての面において金銭的利益だけでなく社会に対して精神的な安寧をも与える企業でなければ評価されなくなる、ということになりますね。
企業経営にも「ホワイト」さが求められる時代性となっています。そのホワイトさ、というのはなにも従業員の働きやすさばかりではない、ということになります。
戦後日本では高度経済成長を経て昭和の末期にバブル経済を迎え、平成のほぼ全ての期間を経済低迷期として過ごして来た訳ですが、
ここに至るまで企業経営の根幹は、会社法に謳われているとおり、ほぼ「利益の追求」のみにそのエネルギーが費やされて来たと言っても過言ではないでしょう。
今日はちょっと専門用語が多く出て理解出来ない人もいたかもしれません。グレートリセットというキーワードでは、所要範囲が広すぎてまとめきれませんので、もう一回くらいやろうと思います。
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