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考えない生徒たち!

 謹賀新年。
 小中学生への学習支援で得た知見を基に

色々書き始めて194回目になりました。

 また、2021年03月15日から

毎週連続投稿を始めて191回目です。 
と言いながら、多忙を極め、
ついに毎週連続できなくなりました。
でも続けます。

 昨年末の二学期末試験あたりから、試験の振り返りやら宿題やらで、
学習会で答を聞く生徒が増えてきています。
 解き方を聞いてきたり、なぜそうなるのかは関心がなく、単純に解答のみを求めます。

 学習で大切なのは、基礎知識であったり、その応用力の醸成のはずなんだけど、そんなものはほっておいて、目の前にある問題さえ解ければいいという、学習方法はいかがなものかと思う次第です。

 それは、学校での教科学習の反映でもあるようで、いささか眩暈を覚えてしまいます。

 また、そうした質問をする生徒に限って、教科書は学校に置きっぱなし!
どうやって、予習や復習をするんだろうか?
 こうした学習方法をとっていると、新規の問題をどう考えるのかさえ、理解できなくなってしまう。
 と言うことは、学問そのものが進展して行かない!
 
 どうか、お願いだから、今まで得た知識を元にして、自分なりに考えると言う動作を忘れないでほしい!!

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ


 学校が嫌いになったり、勉強が嫌いになる遠因は
私達が意外と思うような面からも出現します。 
 最小の社会と言われる家庭環境が充分効果を果たさなかったり、
子供の自主性を尊重しすぎて、
言いなりに育ててゆくと
自分中心の社会感が強くなり、
また何か問題があると他人のせいにする癖がついてしまいそうです。

 自分で考えるという簡単な動作を忌避することが、
学問の習得では大きな問題を孕んでいる。

 生徒の将来への布石として
見放さず、見捨てない態度は必要だと感じており
生徒に一番近い存在のあなた方なら、
生徒との関係性が成立している点を頼りにしながら、
具体的な事例や手段・方法を見つけやすい立場にいます。
 どうか、良い相談相手として、また善き話し相手として
常に生徒の身近にいてくださることを、願っております。

13.JAN.2025.ARAI