進学を控えた君へ
2021年01月26日から
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて143回目になりました。
また、2021年03月15日から
毎週連続投稿を始めて140回目です。
すぐ目の前にクリスマスがやってきてますね。
そう、新学期が始まって8ヶ月が過ぎています。
そして、そろそろ推薦枠の入試が始まっています。
入試というと、
今までの学習内容を総復習しなければと思うでしょう。
入試では学科試験以外にも、内申書や作文・面接が大切です。
つまり、学習内容の復習以外に必要なことがあるのです。
それは、中学校でどんな事があったのか?何を得たのか?
といった、自分自身への振り返りです。
更に、振り返りを受け、進学先で何をしたいのかも大切です。
特に、面接枠などの学科試験のない入試を希望しているなら
今の自分の状況を語れることは、重要です。
そうした意味で、自分への振り返りをしておいてください。
★保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ
生徒の中には、学習の方法がわからない生徒がいます。
そういう生徒は、学科試験を避けようとしますが、
面接や作文という難関が待っているのに気が付きにくいです。
ぜひ、今までの学校生活を振り返ることをお勧めします。
また、進学後のことを考えてみると、
一番生徒に近い存在で、関係性が成立しているはずの皆さんは、
生徒の嗜好や、どんなことに興味を持ちやすいかとか、
生活環境の上で、不足している部分の能力を見つけやすいので
具体的な問題点を見つけやすい立場にいますが、
生徒が、どうして面倒くさい事として
「勉強」を考えるに至ったのかの要因を探っても
効果的な解決方法は見つかりづらいです。
それよりも、今目の前にいる生徒に寄り添って、
学校教育で生まれてしまった生徒の「?」を探してください。
但し、具体的な解決方法は、個々の事例により異なるために
ここで一般論として括れませんが、
原因さえ理解していれば、手法は見えてくるはずです。
良い相談相手として、また善き話し相手として
身近にいてくださることを願っております。
29.NOV.2023.ARAI