見出し画像

社会科を学習するということ


 学習支援で得た知見を基に色々書き始めて41回目です。

 さて 今週は主に中学生の皆さんに向けた「社会科」の話です。

 わかったようで わからないし 覚えることが多くって わけがわからないのは「社会科」の特徴ですよね。

 でも「社会科」を少し整理しなおすと 以外に理解しやすい事に気が付くでしょう。 

 手始めに教わる内容に従って区分けすると 次の三つの分野になります。①地理
②歴史
③公民

 更に各々の内容を整理すると
①地理:世界の様子・日本の様子
②歴史:文明の始まりから今に至る世界の変化と日本の変化
③公民:現代社会と生活・法律とは何か・政治とは何か・経済とは何か・地域社会
 と いうような内容が含まれています。
 ここまでは「社会科」の説明。次に どうやって「学習」してゆけばいいのか考えましょう。

①地理:地球の上に広がる「世界」には いろいろな特色を持った地域があり 多くの人たちが住んでいて たくさんの国があったりします。
 地域の大きな括りを手掛かりに 地域環境の特徴から 地形・気候といった自然・主な産業・暮らし方などを系統的に並べ 違いをはっきりさせると 理解しやすいです。
 ほとんどの皆さんがタブレットを持っているので「GOOGLE EARTH」を開いてみてください。 今の様子が理解できます。

②歴史:人類が生まれてから現在まで どのような出来事があったのかを学びます。
 なので まずは大きな時間の流れを理解しましょう。
 その上で 時代の変化はどんな出来事が原因だったのかを知り 関連した人とか年代を知ると理解しやすいです。

③公民:この領域では 主に今の生活を支えているしくみを学習します。    自分自身の生活と比べながら どう関連があるのかを考えてゆくと理解しやすいです。

 こうしてみると「社会科」の学習範囲って ふだんのニュースをよく見ていると 理解する手掛かりがたくさんあります。しっかりと ネットやテレビのニュースを見てください。

  
保護者の皆さんへ 
 最近の中学生はスマホを持っている事が多いようですが ほっておくとゲームにハマってしまうようです。
 でもインターネットは使い方によって とても有用な学習道具になります。

 特に社会の大きな流れを追っている「社会科」では いろいろな意味で学習の手がかりを与えてくれますので 学習の動機づけに対する大きな力になります。

 可能な範囲で 身近な学習環境を整えてあげると 効果が上がります。ご検討ください。

15 DEC.2021.ARAI