難問・数学と国語に英語
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて186回目になりました。
また、2021年03月15日から
毎週連続投稿を始めて183回目です。
二学期の中間試験が終わって、その成果を見ていると、
共通しているのが「数学(または算数)と「国語がわかんない」という声。
主要五教科の中では、ついで「英語がわからない」。
理科と社会科は、教科書をしっかり読んで、
流れさえ掴めればなんとかなるけど、上に書いた3つは(??)が多い。
数学は、実は解答をどう求めるかのクイズみたいなもの。
そして、そのためには+−×÷の計算の四則原理を理解しているかと
=の意味と使い方、()がついた計算序列が身についているかが
とても大切。
それ以外の知識としては、九九・少数・分数は理解していること。
なので、数学で躓いたら、この辺りをもう一度検証すること。
国語とか英語などは、文章がどうやって構成されているかと
表現に使われている、文字そのものや単語の知識が必要。
ほとんどの言語は、その成因から、
元になった言葉と後から付け加わった意味を表す部分から成っている。
漢字なら、偏や旁、英語なら接頭語や接尾語に注意。
漢字は、大きく二つの読み方とその意味、
送り仮名の原理を理解できること。
日本語とは全く異なる英語文化で使われる英語は
その文化をしっかり理解しておかないと「??」は解決しない。
いずれにしても、「学習」は、今まで知らなかった事を知る手がかり。
なので、「知らない」や「わからない」は当たり前。
どう「知る」か「わかる」かを考えてみよう。
なんだか抽象的な内容になったけど
言いたいのは「学習する心構え」と「目的」。
あとは、「どう興味を継続するか」だけ。
★保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ
二学期というのは、
本来その学期内での学習内容が本格化する時期です。
そのため、今まで理解していないままでいた学習内容が
ハッキリします。
そこで肩を落とす生徒が増えてきますが、
今が、理解の深度を増す機会です。
理解を妨げる、何が問題なのか、
どうすれば、理解できるのか、
学習方法に問題はないのかといった点に
注視できる時期でもあります。
生徒に一番近い存在で、
生徒との関係性が成立している皆さんは
生徒の嗜好や、
どんなことに興味を持ちやすいかとかの
具体的な事例や手段・方法を見つけやすい立場にいます。
良い相談相手として、また善き話し相手として
生徒の身近にいてくださることを、願っております。
01.OCT.2024.ARAI