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電子工作初心者が二足歩行ロボットOTTOをつくってみた記録

FABLAB KOBEのメンバーになってからもう直ぐ一年、念願だった二足歩行ロボットOTTOの組み立てをする会に参加しました。そもそも私がFABLABを知るきっかけになったのは、OTTOを作ってるブログを読んでいる時に「3Dプリンター持ってない時はFABLABなどの借りられる施設で出力しよう」というようなことが書いてあり、おお、3Dプリンター借りられるところがあるんだ!と思ったことからでした。

2019年1月の記事なのでまだ2年経ってないのかー、もう5年越しの思いが叶ったような気分でいたので、自分の組み立てたOTTOがぎこちなく動きはじめた時にはなんとも言えない感慨がありました。うれしいし、めちゃくちゃかわいい。

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しかし、ブログを読んだだけだと初心者でも簡単にできそう…?自分一人でもなんとかなるかも??と思っていたのですが、実際にやってみると一人だったらつまずいてそうなポイントがいくつもありました。

つまずきポイント1                         そもそも3Dプリントが結構時間がかかる、かつプリンターが不具合起こしたり詰まったり、色々ある。

私の中のイメージでは1パーツ1時間くらいでガガガっと印刷できて6パーツか、まあ少なくとも6回通ったら、なんとか準備段階に入れるかな?とか思っていたのですが甘かった。まず小さいパーツが2時間、大きいパーツで7時間くらい印刷にかかります。7時間…ヒッとなったけれども夜中も放置したまま印刷してて大丈夫ですよと言われ、ことなきを得ました。ありがたや…。
ところが、まず小さいパーツからちょっとずつやってみよう、と思い、使い方を習って、さて一人でやってみるか?となったらプリンターが詰まる、動かない、印刷できない、ボソボソになる、割れる…とかなり波乱万丈で、コロナでしばらく通うのも難しくなり、部品買ったけど、完成まで行くかなぁああ…と実際だいぶ不安になりました。
↑皆でやりますか!と声かけしてくださったメンバーの方は全部品サクッと一晩でまとめてプリントしていたので、今度作るときはまとめてプリントしたい…!3Dプリンターともっと仲良くしたい!

つまずきポイント2                         ハンダ付けします、とサクッと書いてあるので甘くみてましたが、私はハンダ付けをしたことがなかったため、多分自分一人でやってたら多分部品めちゃめちゃになってた、と思う。

ハンダゴテそんなに使う機会もないだろうし、安いので(温度調整機能とかないやつで)いっか?とコーナンで買ったハンダゴテとネット動画で何度かやってみて、付けたいところには全然くっつかないのにハンダゴテにはハンダがどんどんくっついてくる…呆然…みたいな状態から放置されていたのですが、教えてもらったら、初心者の人ほど温度調整機能は必要、とのこと。熱くなりすぎたり、冷めてしまったり調整が難しいので初心者の人ほど良いのを買った方がいい、包丁と一緒です。だそうです。なーるーほーどー。

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あとそもそもブログにはハンダ付は電池パーツの部分しか書いてないですが、arduino nanoにピン?をハンダ付けする工程がまず最初にあります。差し込むだけだと思ってた…一人で組み立ててたら、たとえ全部組み込めたとしてもこれやってなかったから動かない…?ピクリともしないよ…?と泣くところだった、と予想(電子工作の初手すぎて書いてないんだろうと思う。)

↓ブレッドボードも初めて使った。

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実際良いハンダゴテでやってみるとハンダ付けすごく楽しかったです。熱した場所にふわっとダンゴみたいにハンダが流れていく。昔スペインで見た水銀の泉を思い出しました。液体が団子状に流れていくのってなんか気持ちいいんですよね…あと匂いもけっこう好き…。

つまずきポイント3
ブログとはバージョンが違うものを印刷したので、部品の形が違う。

見慣れているのと細かくポイントを説明してくれているのでブログを読みながら組み立てていたのですが、途中で??この穴ないですね??となって、メンバーの方、多分OTTO plusを印刷したからだと思いますとのこと。ほう、OTTOとOTTO plusがあるのですね…?てそこからか!と言われてしまいそうな私。色々よくわかってない。つまり、作りたいものと同じバージョンのinstructionを見つつ、わかりにくいところは他を参照するくらいの方が良さそう。

つまずきポイント4
3Dプリンターで出した部品の精度がまちまちなので、部品を適宜削って調整する必要がある。

初手の段階から部品をいちいち削らないと入らないので、もうそういうもんなんだな、と思ってガシガシ削りました。そのわりにスッと入る場所もあり、これは改善方法があるのかどうかよくわからないところ。ネジがうまいこと入らなかったり、センサー部品が入らなかったり、ジャンパー線というこの色とりどりのコードも挿し込むとスカスカのものとかもあり、精度にもムラがあるのか、とか思いつつ交換したりして対応しました。

↓もうすぐ完成の写真。ジャンパー線が絡まり合ってるのかっこいい。

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こんな感じで一人でやってたらつまずきそうなポイントがいくつかありますし、今のところ電源繋いでないと動かないし、プログラミングもまだできてないし、足を前後逆につけてしまったらしく後ろに歩いていくし、頭がパカパカ取れるし、電源スイッチも付け直さないとなんですが…、一応の完成品のOTTOが踊るところを見るとやっぱり、かわいい…!!なんかちょっと落ち込んだな…みたいな時に見ると、かーわいい!まぁいっか!となんとなく元気がでてきてしまう。メンバーの方のOTTOと三体並んで踊ったら…めちゃくちゃかわいいだろな。電源なしで動かせるように改良とプログラミングがんばるぞーというわけで、次回はプログラミングをやってみます。


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uka
子どもと色んなものを作る材料を買いたいと思います。