熊野古道伊勢路完歩を目指して③
今回記載する部分
今回は、石佛庵を出た後、女鬼峠の入り口までを書きます
前回までの振り返り
①では夜明け前の滝原宮で集合して、JR滝原駅から多気駅で乗り換えてJR田丸駅で降りたところまでを書きました
熊野古道の説明が中心となりました
②ではJR田丸駅から石佛庵までです
磁石橋、はせ街道 熊野街道 分岐点道標、石佛庵を書きました
国束寺観音道標
右側の道標の文字を見ると「国束寺観音道 是より三十丁」と読めます
近くにあった看板を見ると、左側にある参宮道、熊野街道道標とともに江戸時代中期に作られたようです
国束寺観音は伊勢巡礼九番札所だったようです
曹洞宗白華山永昌寺
曹洞宗白華山永昌寺は、遠くからもはっきり見えて目立っていました
室町時代の千手観音立像が本尊です
熊野古道と書いた白い看板には、「紀州の殿様行列の折り、旅人が土下座したまま居眠りをして、打首になり、哀れに思った村人が祀ったといわれる眠り地蔵」があるということでした
熊野街道和歌山街道分岐道標
熊野街道和歌山街道分岐道標は高さ1.83メートルの多気町内最大の道標と看板に書かれてました
東面に「左 さいこく道」、北面に「よしのかうや道」、西面に「すくさんくう道」、南面には天保4年5月建立(1833年)の旨が記載されています
なお、「すくさんくう道」とは、「すぐ参宮道」とのことで伊勢神宮へ行く方角を示しています
女鬼峠の入り口
女鬼峠と書いて「めきとうげ」と読みます
熊野古道伊勢路で最初に越える峠が女鬼峠になります
女鬼峠は標高約120m、距離は約1.8kmです
昔、書物によると、「ねぎ峠」とよばれていたようであり、「メッキ峠」の変遷を経て「女鬼峠」となったようです
あまりにもワクワクしすぎたせいか、女鬼峠と書かれた案内を見てから入り口までとても遠く感じてしまいました
実は、私が苔テラリウムで景色を作りたいと思っているのも女鬼峠なので、楽しみにしすぎてました
今回はここまでにします
次回は見所のある女鬼峠を書いていきますね
今回の振り返り
今回は、石佛庵を出た後、女鬼峠の入り口までを書きました
街並みや道標を見ながら歩きました
曹洞宗白華山永昌寺の前も通りました
女鬼峠と書かれたところから入り口までワクワクしすぎて遠く感じました
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